【2025】米が高くなったのなぜ?高騰の理由と今後いつまで続く?解説

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近年、米の価格が急激に高騰しており、消費者の家計に大きな影響を与えています。特に2024年から2025年にかけては、スーパーで「5キロ5000円」といった異常事態も見られSNSでも大荒れです。なぜ米の価格がここまで上昇したのか、そしてこの高騰がいつまで続くのかを解説します。

米が高くなったのはなぜ?価格高騰の主な理由

米価格の高騰にはいくつかの要因が関係しています。

米が高くなったのはなぜ?
  • 不作の影響:2023年の天候不順により、米の収穫量が減少した。
  • 需要と供給のバランス崩壊:国内の流通量が不足し、需要が供給を上回った。
  • 政府の対応の遅れ:農林水産省は「新米が出回れば解決」として対応を遅らせた。
  • 投機の影響:一部の業者が買い占めを行い、市場価格を押し上げた。

コロナ禍の影響からの回復や、インバウンド需要の増加により、米の消費が増えたことは確かです。

2024年の夏からもうすでに『令和の米騒動』と言われて久しい…まだ解消しない現実。

現在の米価格はどれくらい?過去との比較

年度5kgあたりの平均価格(円)
20202000
20212200
20222500
20233000
20244500~5000

このように、2024年には米価格が異常なまでに上昇していることがわかります。

わずか2年ほど前の2022年と比べるとほぼ2倍!?

政府の対応は?備蓄米放出の影響

政府は価格高騰を受け、2025年2月に備蓄米の放出を決定しました。

しかし!!懸念や現状打破の見通しが不透明なため、矛先は『農水省』へ批判殺到。SNSもこの政府の対応に炎上が見られました。

新米が出回ればこの高騰は落ち着く、と見通しを立てていた農水省。

政府の対応とその後の経過
  • 備蓄米の放出量が限定的
    →大きな価格低下にはつながらない可能性がある。
  • 一部の地域では流通がうまくいっていない
    →高値が解消されず、続く懸念も。
  • 消費者の不安が拭え切れない
    →買いだめが進み価格が下がりにくい状況。

今後、米の価格はどうなる?いつまで高騰が続くのか

米は主食。物価高で家計はやりくりが大変。見通しが立たないのは今後が不安…

米価格の高騰が収まるかどうかは、以下の要素によるものと考えられます。

  • 2025年の新米の収穫量:天候が安定し、豊作であれば価格は落ち着く可能性。
  • 政府の追加対応:さらなる備蓄米放出や価格調整策が取られるか。
  • 消費者の購買行動:買いだめが続けば、価格は下がりにくい。

現状では、2025年秋の新米シーズンまでは高値が続く可能性が高いと見られています。

は?2025年の新米って秋!それまで高値が続くの??

日本には、新米が登場するシーズンが2つあります。

  • 早場米: 早場米は、通常の新米よりも早く収穫されるお米で、主に6月から8月にかけて収穫されます。特に、鹿児島県南さつま市や千葉県、埼玉県などが早場米の主要な産地です。これらの地域では、台風シーズン前に稲刈りを済ませることができるため、早く市場に出回ります。
  • 通常の新米: 通常の新米は、9月から10月にかけて収穫されるお米で、全国的に広く栽培されています。この時期に収穫されるお米は、一般的に「新米」として販売され、消費者にとっては待ち望まれる時期となります。

早場米は、特に早く収穫されるお米のことを指し、日本のいくつかの地域で生産されています。以下は、主な早場米の産地です。

地域早場米の品種収穫時期特徴
千葉県ふさおとめ、ふさこがね、粒すけ8月中旬から代表的な早場米の産地
鹿児島県超早場米7月中旬頃台風の影響を避けるため早めに収穫
高知県多様な早場米の品種早期収穫温暖な気候を利用
佐賀県コシヒカリ8月半ば早場米の生産が盛ん

鹿児島県の南さつま市などでは、超早場米が生産されており、7月中旬頃に稲刈りが行われます。

梅雨明け前後までは超早場米でも待たないといけませんね!

消費者ができる対策とは?賢い買い方のポイント

米の高騰が続く中、少しでも負担を減らすために以下の対策を考えましょう。

  • ふるさと納税を活用する:お得な返礼品として米を選ぶ。
  • ネット通販の定期購入を利用:価格が固定されている場合が多く、安定した供給を受けられる。
  • 代替品を検討する:パンやパスタなど、他の主食と組み合わせて消費量を調整。

我が家はふるさと納税返礼品、定期便を利用しています。

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コメの専門ネット通販

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まとめ

米価格の高騰は、天候不順や政策の遅れ、需給バランスの崩れなど複数の要因が重なって起きています。政府の対応が進む中でも、短期間で価格が大きく下がることは期待しにくい状況です。消費者としては、適切な買い方を工夫しながら乗り切ることが重要です。

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