吉本興業の活動自粛芸人2人誰?歴代コンプライアンス違反者を一覧で調査

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吉本興業が2024年2月5日、所属芸人のコンプライアンス違反の疑いを理由に、一部タレントの活動自粛を発表しました。この発表を受け、該当するのはお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大さんと、「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさんではないかと報じられています。
さらに、今回の件をきっかけに「吉本のコンプライアンス違反者の歴代一覧が知りたい」との声も上がっています。

本記事では、活動自粛となった芸人2人の詳細や疑惑の内容、過去に処分を受けた芸人一覧を詳しくまとめました。

吉本興業の活動自粛芸人2人誰?

2月5日は朝の情報番組でもお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大さんと、「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさんが、オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、警視庁から任意の事情聴取を受けたことを報じて話題になっています。

お笑い芸人

  • お笑いコンビ「ダイタク」の吉本大
  • 「9番街レトロ」のなかむら★しゅん

所属タレントの活動自粛について 弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます。 このため、事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりましたのでご報告いたします。 関係各所の皆様及びファンの皆様には大変ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます

引用元:吉本興業公式

警視庁は2人の他にも吉本のタレント複数人が関わっていた疑いがあるとして調べを進めています。さらに増えるのでしょうか…

ダイタク 吉本大

えっと、どっち??

  • 双子コンビ「ダイタク」のボケ担当
  • 活動自粛の理由:オンラインカジノ疑惑
  • これまでの主な活動:「M-1グランプリ」準決勝進出、バラエティ番組多数出演

大さんは、吉本興業の中でもかなり面倒見がよく後輩たちから非常に慕われている、という反面…

もともとギャンブル癖があり周りから危惧する声が上がっていた、という声も。

メディアでは「クズ芸人」キャラとして、ギャンブルにも精通している面をバラエティ番組で披露している「相席スタート」の山添寛さんもダイタクの2人を次のように評しています。

ダイタクは2人とも楽しいこと・面白いことのプレゼンが長けに長けているんですよ。勧めてもらったことはまず面白い。そのプレゼンがうますぎて、まったく興味のないギャンブルも、今すぐにでもやりたい体になるんですよね

引用元:月刊芸人 2021

9番街レトロ なかむら★しゅん

9番街レトロ・京極さん、ピンでやりづら…

これまでの主な活動:「M-1グランプリ」準決勝進出、YouTubeチャンネル運営

「9番街レトロ」のツッコミ担当

活動自粛の理由:オンラインカジノ疑惑

オンラインカジノで処分された過去事案

オンラインカジノは最近、急速に広まり問題になっている賭博ですが、だいたいが「違法だと認識していなかった」と後に述べる場合が多くゲーム感覚でハマってしまいがちなオンライン系は楽しむ側も合法違法を意識する必要が求められます。

オンラインカジノでは先月末1月30日、元卓球日本代表で、東京五輪の銅メダリスト・丹羽孝希さんが、海外のオンラインカジノで賭けをしていたとして、書類送検されたばかりです。

卓球Tリーグの岡山リベッツは30日、丹羽孝希(30)との契約を解除したと発表した。丹羽は海外のオンラインカジノサイトで賭けをしたとして、1月20日付で千葉県警に賭博容疑で書類送検されていた。

任意の事情聴取で容疑を認めており、書類送検には起訴を求める厳重処分の意見が付けられた。  容疑は23年初夏、国内からオンラインカジノサイトに接続し、暗号資産(仮想通貨)を元手に賭けをした疑い。警視庁がオンラインカジノの決済代行業者を摘発したのをきっかけに、全国の利用者が捜査される中、千葉県在住の丹羽の関与が浮上した。

丹羽孝希 選手とは

17歳で12年ロンドン五輪に出場。
男子団体で16年リオデジャネイロ五輪は銀

21年東京五輪では銅メダル獲得に貢献。
22年11月に国際大会から引退。

所属する卓球Tリーグの岡山リベッツの一員として国内中心に選手活動中でした。

丹羽さんは「違法だと認識していなかった」と話していたそうです。

利用のきっかけはインターネット広告を通じたもの、だったそうです。アクセスには十分に気をつけることが改めて認識できます。

歴代! 過去の吉本芸人のコンプライアンス違反 一覧

過去に吉本興業でコンプライアンス違反により処分を受けた芸人を一覧にまとめました。

1989年 横山やすし 契約解除

吉本興業のコンプライアンス違反でまず島田紳助さんより前に処分を受けていた芸人と言えば横山やすしさんです。吉本興業から契約解除されています。

1989年に飲酒運転による人身事故を起こし、その結果として吉本興業から解雇されました。

彼の長年にわたる不祥事の積み重ねの一環であり、特に飲酒運転や暴力行為が問題視されてきた末の処分でした。

「やすしきよし」相方の西川きよしさんも横山さんの奔放な素行にたびたび巻き込まれ、自粛や謹慎の間、一人で活動することも多かったようです。

2011年 島田紳助 芸能界引退

テレビ界を席巻していた島田紳助さんが2011年8月23日夜、吉本興業東京本部で記者会見を行い、暴力団関係者との親密な関係が判明したとして、同日付で、芸能活動を引退すると発表したことは記憶にまだ新しく吉本興業のコンプライアンス違反が問われる一件でした。

島田紳助 主な略歴
  • 1977年:故松本竜助さんと漫才コンビ「紳助・竜介」を結成
  • 1985年:コンビ解散
  • 2004年:傷害罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令
    吉本興業の女性社員を殴ってけがを負わせたとして傷害容疑で大阪府警に告訴され、10日間の謹慎処分に。
  • 2011年:暴力団関係者との親密な関係が判明
    吉本興業に引退申し入れ

2019年 闇営業問題(反社会的勢力との関係)

2019年、吉本興業の複数のタレントが反社会的勢力のパーティに参加し、金銭を受け取ったことが発覚しました。この問題により、宮迫博之(雨上がり決死隊)や田村亮(ロンドンブーツ1号2号)などが活動自粛を余儀なくされました。この事件は、吉本興業の企業ガバナンスの問題を浮き彫りにし、業界全体に大きな影響を与えました。

2019年、反社会的勢力が主催する会合に吉本芸人が参加し、金銭を受領していた問題が発覚。吉本興業は以下の芸人を謹慎処分としました。

芸人名コンビ・ユニット主な処分備考
宮迫博之雨上がり決死隊謹慎処分→契約解消後にYouTuberとして活動
田村亮ロンドンブーツ1号2号謹慎処分後に復帰
入江慎也カラテカ契約解除仲介役とされる
レイザーラモンHGレイザーラモン謹慎処分後に復帰
福島善成ガリットチュウ謹慎処分後に復帰
くまだまさし謹慎処分後に復帰
パンチ浜崎ザ・パンチ謹慎処分後に復帰
木村卓寛天津謹慎処分後に復帰
ムーディ勝山謹慎処分後に復帰
八十島宏行2700謹慎処分後にユニット名変更「ザ ツネハッチャン」→再改名「2700」
常道裕史2700謹慎処分後にユニット名変更「ザ ツネハッチャン」→再改名「2700」
ディエゴストロベビー謹慎処分後に復帰

この問題は吉本興業の芸人が一時にまた、大量に処分を受け大問題になりました。

復帰の際に後押し一緒に会見に臨んでくれた田村淳さんを相方にもつ田村亮さんの会見もありました。

契約解除された二人、宮迫博之さんはYouTubeに活路を、入江慎也さんは清掃業を立ち上げ全国展開をしています。

そのほか、同じく2019年10月にはチュートリアルの徳井義実さんが約1億2000万円の税務申告漏れが発覚し、これにより吉本興業から活動自粛の処分を受けました。

彼が設立した会社「チューリップ」に関連しており、7年間にわたる申告漏れが指摘されました。特に、個人的な旅行や洋服代を経費として計上し、所得隠しと認定された部分もありました。

芸人名コンビ名主な処分
徳井義実チュートリアル活動自粛

その後、徳井さんは2020年に活動を再開し、テレビ番組などに出演しています。彼のケースは、芸能界におけるコンプライアンスの重要性を再認識させるきっかけとなりました。

まとめ

吉本興業の芸人が再びコンプライアンス違反で活動自粛となり、大きな話題を呼んでいます。

2019年の闇営業問題以来、吉本興業はコンプライアンス教育を強化していましたが、今回の件が発覚したことで、さらなる対策が求められています。

今後、活動自粛となった2名の処分がどのように決定されるのか、また、芸能界全体のコンプライアンス問題がどう改善されるのか、引き続き注目が集まりそうです。

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