【2025】米が高くなったのなぜ?高騰の理由と今後いつまで続く?解説

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近年、米の価格が急激に高騰しており、消費者の家計を直撃しています。
特に2024年から2025年にかけては「5キロ5000円」といった異常価格も登場し、SNSでは「高すぎる」「買えない」といった声が拡散
一方で、政府による備蓄米の放出も始まり、「古米」や「古古米」がネット販売で飛ぶように売れるなど、混乱が続いています。

なぜここまで米が高くなったのか?その理由は?
そして、この米高騰はいつまで続くのか?
最新の動向をもとに、背景と今後の見通しをわかりやすく解説します。

【更新】2025.6 政府備蓄米のネット販売一覧を追加しました。

米が高くなったのはなぜ?価格高騰の主な理由

米価格の高騰にはいくつかの要因が関係しています。

米が高くなったのはなぜ?
  • 不作の影響:2023年の天候不順により、米の収穫量が減少した。
  • 需要と供給のバランス崩壊:国内の流通量が不足し、需要が供給を上回った。
  • 政府の対応の遅れ:農林水産省は「新米が出回れば解決」として対応を遅らせた。
  • 投機の影響:一部の業者が買い占めを行い、市場価格を押し上げた。

コロナ禍の影響からの回復や、インバウンド需要の増加により、米の消費が増えたことは確かです。

2024年の夏からもうすでに『令和の米騒動』と言われて久しい…まだ解消しない現実。

現在の米価格はどれくらい?過去との比較

年度5kgあたりの平均価格(円)
20202000
20212200
20222500
20233000
20244500~5000

このように、2024年には米価格が異常なまでに上昇していることがわかります。

わずか2年ほど前の2022年と比べるとほぼ2倍!?

政府の対応は?備蓄米放出の影響

政府は価格高騰を受け、2025年2月に備蓄米の放出を決定しました。

しかし!!懸念や現状打破の見通しが不透明なため、矛先は『農水省』へ批判殺到。SNSもこの政府の対応に炎上が見られました。

新米が出回ればこの高騰は落ち着く、と見通しを立てていた農水省。

政府の対応とその後の経過
  • 備蓄米の放出量が限定的
    →大きな価格低下にはつながらない可能性がある。
  • 一部の地域では流通がうまくいっていない
    →高値が解消されず、続く懸念も。
  • 消費者の不安が拭え切れない
    →買いだめが進み価格が下がりにくい状況。

今後、米の価格はどうなる?いつまで高騰が続くのか

米は主食。物価高で家計はやりくりが大変。見通しが立たないのは今後が不安…

米価格の高騰が収まるかどうかは、以下の要素によるものと考えられます。

  • 2025年の新米の収穫量:天候が安定し、豊作であれば価格は落ち着く可能性。
  • 政府の追加対応:さらなる備蓄米放出や価格調整策が取られるか。
  • 消費者の購買行動:買いだめが続けば、価格は下がりにくい。

現状では、2025年秋の新米シーズンまでは高値が続く可能性が高いと見られています。

は?2025年の新米って秋!それまで高値が続くの??

日本には、新米が登場するシーズンが2つあります。

  • 早場米: 早場米は、通常の新米よりも早く収穫されるお米で、主に6月から8月にかけて収穫されます。特に、鹿児島県南さつま市や千葉県、埼玉県などが早場米の主要な産地です。これらの地域では、台風シーズン前に稲刈りを済ませることができるため、早く市場に出回ります。
  • 通常の新米: 通常の新米は、9月から10月にかけて収穫されるお米で、全国的に広く栽培されています。この時期に収穫されるお米は、一般的に「新米」として販売され、消費者にとっては待ち望まれる時期となります。

早場米は、特に早く収穫されるお米のことを指し、日本のいくつかの地域で生産されています。以下は、主な早場米の産地です。

地域早場米の品種収穫時期特徴
千葉県ふさおとめ、ふさこがね、粒すけ8月中旬から代表的な早場米の産地
鹿児島県超早場米7月中旬頃台風の影響を避けるため早めに収穫
高知県多様な早場米の品種早期収穫温暖な気候を利用
佐賀県コシヒカリ8月半ば早場米の生産が盛ん

鹿児島県の南さつま市などでは、超早場米が生産されており、7月中旬頃に稲刈りが行われます。

梅雨明け前後までは超早場米でも待たないといけませんね!

消費者ができる対策とは?賢い買い方のポイント

政府備蓄米はどこで買える?お得に活用する方法

米の高騰が続く中、少しでも負担を減らすために店舗で購入以外にも以下の対策を考えましょう。

  • ふるさと納税を活用する:お得な返礼品として米を選ぶ。
  • ネット通販の定期購入を利用:価格が固定されている場合が多く、安定した供給を受けられる。
  • 代替品を検討する:パンやパスタなど、他の主食と組み合わせて消費量を調整。

我が家はふるさと納税返礼品、定期便を利用しています。

  • 楽天ふるさと納税 米の返礼品(定期便)をチェックする こちら
  • ふるなび 米の返礼品(定期便)をチェックする こちら
  • ふるさとチョイス 米の返礼品(定期便)をチェックする こちら

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2025年政府放出米のネット販売一覧(比較表)

江藤拓前農水相「令和のマリーアントワネット発言」とも揶揄された「米は売るほどある」失言によって辞任。

後任となった小泉進次郎新農水相が随意契約に取り組んだことで政府備蓄米があっという間に市場に流れ、店頭でもネット販売でも売り切れ続出の状況です。

以下に2025年6月上旬現在、ネット販売している企業を一覧にしています。

江藤拓前農水相の時に放出された春の備蓄米は古米でしたが、今回5月末~の販売分は古古米・もしくは古古古米の取り扱いです。

販売チャネル/店舗商品名(容量)販売形式・開始日価格(税込・5kg)年産備考
楽天市場(楽天24/グルメ館)楽天生活応援米(5kg)予約販売約2,178円令和4年産送料無料、数量限定
楽天マート楽天生活応援米(5kg)入荷後販売(お知らせ受付)約2,178円令和4年産3,500円以上で送料無料
LOHACO(Yahoo!ショッピングブレンド米 精白米(5kg)予約販売1,998円令和4年産送料無料、1回の注文4袋まで
アイリスオーヤマ和の輝き(政府備蓄米 5kg)抽選受付2,160円+送料令和4年産送料約400円、1人1袋/月
イトーヨーカドーネット通販国内産業務用ブレンド米 5kg予約販売2,160円+送料550円
令和4年産
5月31日以降の販売は未定。

まずは、いつでもサッと購入できるようお目当てのネット通販『会員登録』をすませておきましょう!さらに支払方法も登録しておけばなおさらスムーズ!

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まとめ

米価格の高騰は、天候不順や政策の遅れ、需給バランスの崩れなど複数の要因が重なって起きています。政府の対応が進む中でも、短期間で価格が大きく下がることは期待しにくい状況です。消費者としては、適切な買い方を工夫しながら乗り切ることが重要です。

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