大河ドラマ2025べらぼうロケ地とゆかりの地はどこ?一覧で完全解説

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2025年の大河ドラマ『べらぼう』が、いよいよ1月5日(日)から放送開始!横浜流星さんが主演を務めるこの作品は、江戸時代の出版業界を舞台に、蔦屋重三郎の波乱万丈な人生を描きます。そんな『べらぼう』の魅力をさらに引き立てるのが、ドラマの舞台となるロケ地やゆかりの地。この記事では、ドラマの撮影が行われた場所や、蔦屋重三郎にゆかりのあるスポットを一覧で随時更新しながら完全版を目指し解説します

『べらぼう』のロケ地一覧と撮影の裏話

京都ロケはすでに2024年の6月14日から下旬にかけて行われていたことがわかっています。クランクインの場所が京都です。ドラマの中でも初回からふんだんにロケ地を堪能することが出来そうです。

① 東本願寺(京都府京都市)

東本願寺は、その壮大な建築と歴史的な背景から、数多くの映画やドラマのロケ地として選ばれてきました。東本願寺の荘厳な雰囲気が、江戸時代の豪華な生活をリアルに再現するのに最適な場所として評価されているようです。

一橋家や大奥のシーンに登場予定

『べらぼう』の中で、東本願寺は一橋家や大奥のシーンに登場します。

これらのシーンでは、東本願寺の広大な敷地と美しい庭園が、江戸時代の貴族たちの生活を描くために使用されます。特に、大奥のシーンでは、東本願寺の豪華な建築がそのまま映し出されていました。

アクセス情報と訪問のポイント

東本願寺は、京都市の中心部に位置しており、アクセスも非常に便利です。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 住所: 〒600-8505 京都府京都市下京区烏丸通七条上る
  • アクセス:
  • JR京都駅から徒歩約10分
  • 京都市営地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約5分
  • 訪問のポイント:
  • 開門時間: 6:00~17:00(季節によって変動あり)
  • 入場料: 無料
  • 見どころ: 東本願寺の本堂や庭園はもちろん、境内にある「御影堂門」や「阿弥陀堂門」も必見です。また、東本願寺の周辺には、京都の名所が数多く点在しているため、観光の拠点としても最適です。

② 随心院(京都市)

随心院は、小野小町ゆかりの寺としても知られ、彼女が晩年を過ごした地とされています。境内には、文塚や化粧井戸など、小町ゆかりの遺跡が残っています。また、梅の名所としても有名で、春には「はねず踊り」が行われます。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 住所:〒607-8257 京都府京都市山科区小野御霊町35
  • 拝観時間:月~日曜日 9時00分~17時00分
  • 宗派:真言宗善通寺派
  • 開山:仁海僧正
  • 入場料:500円
  • アクセス:
  • 京都市営地下鉄東西線「小野駅」より徒歩5分
  • JR「京都駅」から電車で25分
  • 車でのアクセス: 京都東ICから10分、阪神高速8号京都線山科出口から約5分(駐車場あり、無料)

③ 光明寺(長岡京市)

光明寺(こうみょうじ)は、京都府長岡京市に位置する西山浄土宗の総本山です。1175年、法然上人が日本で最初に念仏の教えを説いた地として知られています。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 住所:617-0811京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
  • 拝観時間:御影堂: 9:00~16:00(紅葉の時期を除き、総門は18:00に閉門)
  • 拝観料:無料(紅葉の特別入山時期を除く)
  • アクセス:阪急電鉄京都本線「長岡天神駅」から22系統のバスで「旭が丘ホーム前」下車、徒歩約10分。
  • JR「長岡京駅」から20系統、22系統のバスで「旭が丘ホーム前」下車、徒歩約10分。

桜や紅葉を楽しめる名所としても有名です。春に訪ねてみるのもいいですね!

④ 京丹波オープンセット広場(京都府京丹波町)

炎上、爆破シーンの撮影ができるロケ地として「京丹波オープンセット広場」は映画やドラマに活用されています。この『べらぼう』においても冒頭で明和の大火のシーンがあり、一気に視聴者を惹きつけましたが、そのダイナミックさから、松竹撮影所でない場合は、この場所で撮影された可能性が高いです。

メイン広場の敷地面積は約2,5ヘクタール、全ての敷地面積は約4,7ヘクタールある映画やドラマのセット建設を目的とした広場です。民家や集落から少し離れているため、炎上シーンや爆破シーンの撮影が可能。

引用:京丹波町ロケーションオフィス facebookより

吉原の街並みを再現したセットの詳細

京丹波オープンセット広場は、江戸時代の吉原の街並みを忠実に再現したセットが特徴です。広場内には、当時の建物や道具が細部まで再現されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。特に、吉原の遊郭や茶屋のセットは、歴史的な雰囲気を醸し出しています。

時代劇の初回を火事のシーンにすることで縁起を担ぐ、といわれています。火事のシーンは、悪い運気や災いを焼き尽くし、新しい始まりをもたらす「厄払い」や「浄化」の象徴とされているためです。

初回に火事のシーンを取り入れることで、物語のスタートを縁起良くする目的があるんですね。

というわけで初回に、吉原炎上(明和の大火)のシーンがあったと思われます。

初回放送での重要なシーンがここで撮影された背景

『べらぼう』の初回放送では、主人公が吉原を訪れるシーンが重要なポイントとなります。このシーンは、京丹波オープンセット広場で撮影され、江戸時代の華やかな雰囲気をリアルに再現しています。撮影の背景には、セットのリアリティと広場の広大な敷地が選ばれた理由があります。

  • 京丹波町ロケーション施設
  • 住所:京都府船井郡京丹波町安井寺西22番地1
  • 撮影実績:
    映画「本能寺ホテル」
    ドラマ「大奥 最終章」
    ドラマ「幕末相棒伝」
    映画「レジェンド&バタフライ」等

⑤ 総本山智積院(京都府京都市)

智積院は、もともと紀伊国根来(現・和歌山県岩出市根来)にある大伝法院の塔頭として創建されました。豊臣秀吉との対立により根来寺が焼失した後、玄宥僧正が京都東山に再興しました。現在では、真言宗智山派の総本山として、多くの信仰を集めています。

名勝庭園が登場するシーンについて

総本山智積院の名勝庭園は、その美しさと歴史的価値から、多くの映画やドラマの撮影地として選ばれています。『べらぼう』でも、この庭園が登場するシーンがあります。庭園の四季折々の風景が、ドラマの中で重要な役割を果たします。

撮影の見どころ

智積院の名勝庭園は、特に春の桜や秋の紅葉が見どころです。ドラマの撮影では、これらの美しい風景が背景として使用され、視聴者に強い印象を与えます。また、庭園内の池や石橋も、撮影の重要なポイントとなっています。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 住所:〒605-0951 京都府京都市東山区東瓦町964番地
  • 宗派:真言宗智山派
  • 開山:玄宥
  • アクセス:
  • 京都市営地下鉄東西線「七条駅」より徒歩約10分
  • JR「京都駅」からバスで約15分
  • 車でのアクセス: 京都東ICから約20分(駐車場あり)

⑥ 愛知県内(豊橋市・犬山市)

エキストラ募集が行われた撮影地の情報

愛知県内の豊橋市と犬山市では、『べらぼう』の撮影に際してエキストラの募集が行われました。特に、豊橋市では市内の歴史的建造物や自然豊かな風景が撮影に使用され、犬山市では博物館明治村などの歴史的施設がロケ地として選ばれました。

豊橋や犬山の歴史的背景

豊橋市は、江戸時代から続く歴史的な街並みが残る地域で、特に豊橋公園や市役所東館などが撮影に使用されました。犬山市は、犬山城や博物館明治村などの歴史的施設が多く、これらの場所がドラマの重要なシーンに登場します。

大河ドラマ『べらぼう』主人公 蔦屋重三郎ゆかりの地

① 東京都台東区(生誕の地)

蔦屋重三郎の出生地としての台東区 蔦屋重三郎は、東京都台東区で生まれました。この地域は、江戸時代から続く歴史的な街並みが残っており、彼の生誕地としての重要な役割を果たしています。台東区には、彼が幼少期を過ごした場所や、彼が影響を受けた文化的なスポットが点在しています。

彼が関わった江戸時代の文化の痕跡

蔦屋重三郎は、江戸時代の出版業界で重要な役割を果たしました。彼が関わった文化の痕跡は、現在も台東区内の様々な場所で見ることができます。例えば、彼が出版した書籍や、彼が関わった文化イベントの記録が残る場所などがあります。

② 墓碑のある正法寺

正法寺は、江戸時代から続く歴史ある日蓮宗の寺院で、蔦屋重三郎の墓所跡があることで知られています。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 住所:〒111-0025 東京都台東区東浅草1丁目1−15
  • 宗派:日蓮宗
  • 開山:心寿院日位
  • 拝観時間:月~日9時00分~16時00分
  • アクセス:
  • 浅草駅(都営銀座線)からバスで約5分、徒歩約15分
  • 南千住駅(地下鉄日比谷線)からバスで約6分

③ 吉原神社

吉原神社は、かつての新吉原遊廓を守護していた氏神様であり、五つの稲荷神社と吉原弁財天を合祀して創建されました。浅草七福神の一つである弁財天も祀られており、縁結びや商売繁盛、火災除けなどのご利益があります。綾瀬はるかさん扮した九郎助稲荷(くろすけいなり)はこの吉原神社に今は合祀されています。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 所在地: 東京都台東区千束3丁目20-2
  • 創建年: 明治14年(1881年)
  • アクセス:
  • 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」より徒歩約12分
  • 東京メトロ日比谷線「入谷駅」より徒歩約12分
  • つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩約12分
  • 東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩約20分

綾瀬はるかさんの登場はビッグサプライズでした!これからはナレーションとして1年間登場してくれるんですね!

④ 浄閑寺

浄閑寺は、東京都荒川区南千住にある浄土宗の寺院で、吉原遊廓の近くに位置し、遊女の投げ込み寺としても知られています。

『駆け込み寺』は聞いたことあるけど、『投げ込み寺』って??

「投げ込み寺」とは…
江戸時代において、身寄りのない人々や社会的に弱い立場の人々が亡くなった際に、その遺体を引き取り、供養するための寺院のことを指します。

特に、吉原遊廓で働いていた遊女たちが亡くなった際に、浄閑寺がその遺体を引き取り、供養していたことから「投げ込み寺」と呼ばれるようになりました。浄閑寺は、こうした歴史的背景から、多くの人々に知られています。

  • 【公式】ウェブサイト こちら
  • 所在地: 東京都荒川区南千住2丁目1-12
  • 閉門時間:閉門時間
    12月〜2月 16:30
    3月〜11月 17:00
  • 宗派: 浄土宗
  • 本尊: 阿弥陀如来
  • 創建年: 明暦元年(1655年)
  • 開山: 晴誉
  • アクセス:
  • 日比谷線「三ノ輪駅」より徒歩約2分
  • 東京さくらトラム「三ノ輪橋停留場」より徒歩約4分
  • JR「南千住駅」より徒歩約10分

上野・浅草エリアの歴史スポット

江戸文化を感じる現在の観光名所(浅草寺、上野恩賜公園など) 上野・浅草エリアは、江戸時代の文化を感じることができる観光名所が多くあります。浅草寺は、江戸時代から続く歴史的な寺院で、多くの観光客が訪れます。また、上野恩賜公園は、江戸時代の庭園を再現した美しい公園で、散策に最適です。

2025年2月オープン予定の大河ドラマ館

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

展示内容やアクセス情報

2025年2月にオープン予定の大河ドラマ館では、『べらぼう』に関連する展示が行われます。展示内容には、ドラマの撮影で使用された衣装や小道具、セットの一部などが含まれます。また、蔦屋重三郎の生涯や業績についての展示も予定されています。

  • 開設場所:台東区民会館(HP)9階ホール(台東区花川戸2-6-5)
  • 開館期間:2025年2月1日(土)~2026年1月12日(月・祝)
  • 開館時間:午前9時~午後5時(最終入館時間は午後4時30分)
  • 休館日:毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始等
  • 入館料:個人/大人(中学生以上)800円・小人(小学生)400円※未就学児 無料

江戸新吉原耕書堂

蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した施設です。主に吉原に特化した観光案内や、お土産品の販売などを行うようです。

シャッターが閉まった後も浮世絵がライトアップされるようなので日が暮れてからも映えスポットとして外国の観光客でにぎわいそうですね。

  • 開設場所:吉原会館(台東区千束4-24-12)
  • 開館期間:2025年1月18日(土)~2026年1月中旬
  • 開館時間:午前10時~午後5時(最終入館時間は午後4時30分)
  • 休館日:毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始等
  • アクセス:東京メトロ日比谷線三ノ輪駅1b出口から徒歩13分

2025年大河ドラマ 『べらぼう』あらすじ

【物語】 蔦屋重三郎(1750-1797)
18世紀半ば、人口は100万を超え、天下泰平の中、世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、江戸郊外の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。
血のつながりをこえた人のつながりの中で育まれた蔦重は、貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。
折しも、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人が輩出。蔦重は、朋誠堂喜三二などの文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で商業の中心地・日本橋に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。
蔦重が見出した才能は、喜多川歌麿(染谷将太)、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たち。その多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。
しかし時世は移り変わり、田沼意次は失脚。代わりに台頭した松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。周囲では江戸追放や死に追いやられるものもあらわれる…蔦重は、その後も幕府からの執拗な弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続ける。そんな中、蔦重の体を病魔が襲う・・・。
命の限りが迫る中、蔦重は決して奪われない壮大なエンターテインメント「写楽」を仕掛けるのだった…。

引用元:NHK

まとめ

『べらぼう』のロケ地やゆかりの地を巡ることで、ドラマの世界観をより深く楽しむことができます。歴史の息吹を感じながら、回を追うごとに面白くなる大河ドラマの今回の主人公、蔦屋重三郎の足跡をたどってみる機会をこの一年の間に作ってみるのも楽しみの一つになりそうです。

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