大の里や二所ノ関部屋の不祥事とは?過去の報道とアルハラへの対応

大の里や二所ノ関部屋の不祥事とは?過去の報道とアルハラへの対応タイトル スポーツ

2025年5月、幕内優勝を果たして一躍注目を集めた大の里関。力強い取り口と爽やかな人柄で人気が急上昇中ですが、その一方で、ネット上では「不祥事って何のこと?」といった声も見かけます。
実は、過去に未成年への飲酒強要や部屋内での風紀の乱れが報道されたことがあり、関係者への処分も行われました。
とはいえ、現在は相撲協会の指導のもと、再発防止の体制が整えられているとのこと。過去の出来事を冷静に知ることで、今後の活躍をより深く応援できるかもしれません。
本記事では、大の里関や二所ノ関部屋に関する過去の報道や相撲協会の対応について解説していきます。

大の里や二所ノ関部屋に関する不祥事とは?

報道によって明らかになった問題は、主に以下の3つに分類されます。

● 時系列で見る主な出来事

時期出来事の概要
2022年11月部屋内で乱痴気騒ぎ、未成年への飲酒促し
2023年9月大の里関が未成年力士と飲酒
2024年4月相撲協会が大の里と親方を厳重注意処分
2024年5月“悪質ナンパ”疑惑が週刊誌で取り上げられる

■ 未成年力士への飲酒強要(2023年9月)

大の里関は十両時代、未成年と知りながら同じ部屋の幕下以下の力士と酒を飲みました。これは二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)にも発覚し、協会に報告。2024年4月には師弟ともに厳重注意処分となりました。

22日に相撲協会が明らかにした、大の里(23)の未成年との飲酒問題。大の里は十両だった昨年9月、未成年と知りながら同じ二所ノ関部屋の幕下以下の力士と酒を飲み、これが師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)に発覚。

引用元:日刊ゲンダイ

■ 部屋内での乱痴気騒ぎ(2022年11月)

2025年2月に報道された内容によれば、2022年11月の九州場所中、二所ノ関部屋では複数の力士が酒に酔い、全裸で騒ぎ、未成年の床山にまで飲酒を促す動画が存在していたとのことです。


■ いじめ・パワハラ疑惑も浮上

日刊ゲンダイおよび週刊新潮では、大の里関が未成年力士に無理やり酒を飲ませ、その様子を見て笑っていたという証言も報じられました。

「デイリー新潮」が配信したネット記事によると、「19歳の幕下力士は部屋でいじめられており、大の里も加担。大の里は当該力士に無理やり酒を飲ませ、その様子を見て笑っていた」という。

引用元:日刊ゲンダイ

このような行為が事実であれば、単なる飲酒問題を超えた深刻な人権侵害にあたるとして波紋を広げています。

が、大の里が加担したかについては真偽不明、とも言われています。


相撲協会の対応と評価は?

日本相撲協会は2024年4月、これら一連の問題に対し、大の里関と二所ノ関親方に厳重注意処分を科しました。

しかし、関係者の間では以下のような意見も出ています:

  • 「厳重注意だけでは軽すぎるのでは」
  • 「過去に弟子の暴力で部屋が閉鎖された例(宮城野部屋)と比べ不公平」
  • 「白鵬の処分とのバランスが取れていない」

なぜ不祥事が繰り返されるのか?

デイリー新潮の報道によれば、二所ノ関部屋では稽古以外の時間、親方と弟子の接点が少なく、部屋内の統制がとれていない実情があるとされています。

「この部屋では、親方と弟子たちは“同じ敷地内”で暮らしてはいますが、“同じ屋根の下”で生活していません。別々の棟に住んでいるのです。親方は午前中に稽古をつけて昼飯を食べると、あとは“オフィス”にこもりっきり。弟子の面倒を見ることはありません」

引用元:デイリー新潮

● 指摘される運営上の問題点

  • 弟子と親方の生活空間が別棟で接触が少ない
  • 稽古日が週に3日しかない
  • 飲酒・外出への実質的な管理が緩い

こうした背景が、部屋全体の風紀の緩みにつながっているとの指摘もあります。


大の里の将来に影響は?

今回の問題が本人の品格や昇進にどこまで影響するか、現時点では明確ではありません。ただし、以下のような評価がなされています。

  • 将来の横綱候補であるからこそ、行動にはより一層の責任が求められる
  • ファンからの信頼回復には、稽古・取り口だけでなく、人間性も問われる

まとめ:事実を整理し、冷静に見守る視点を

大の里関をめぐる過去の報道は決して軽視できるものではありませんが、同時に一方的なバッシングに走ることも避けるべきです。

  • 報道内容は出典を明記し、事実ベースで整理
  • 現在は協会の指導下で改善が進められている
  • 本人と部屋の今後の行動で信頼回復の余地はある

大相撲という伝統競技において、若き力士が信頼を取り戻し、真の横綱として成長していく姿を見守ることも、ファンの責任のひとつかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポーツ
honoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました