【最新】備蓄米の随意契約企業一覧と店頭に並ぶ時期・価格目安リストまとめ

【最新】 備蓄米の随意契約 企業はどこ?一覧と 店頭に並ぶ時期いつ? 価格目安リストまとめ 暮らし

コメ価格の高騰や品薄が続く中、政府が備蓄米を小売企業に直接売り渡す「随意契約」がスタート。想定を大きく上回る約70社から申請が相次ぎ、一時的に新規受付を停止する事態にまで発展しました。

イオンや楽天に加えて、大手コンビニとして初めてファミリーマートも参入。1kgあたり400円(税込432円)という価格で、小分けパックの全国販売を6月中旬から開始予定です。

本記事では、備蓄米の随意契約に参加した企業を【一覧表】で網羅。申込トン数・販売時期・価格目安・販売形態(店舗/ネット)などを随時更新しながらまとめています。

「いつどこで買える?」「どの企業が参加してる?」「価格は全国一律なの?」といった疑問を、図表でわかりやすく解説します。

【更新】2025.6.10 随意契約企業一覧を新たに修正しました

備蓄米の随意契約とは?

「随意契約」って、なんだかむずかしそう…

このパートでは、まず制度の仕組みをやさしくガイドしていきます。

🍙そもそも「備蓄米」って?

備蓄米とは、政府が災害や物価高などいざという時のために保管しているお米のことです。

保管されているのは、2022年産の古米や、2021年産の古古米〜古古古米にあたるお米が中心です。
いずれも低温・厳重管理のもとで保管されたもので、賞味期限内の備蓄米です。

呼び方意味年数の目安
新米収穫後すぐの米(概ねその年のうち)0年
1年未満米まだ新しい〜約1年未満
古米一昨年の収穫分くらい約1〜2年経過
古古米さらに古い(2〜3年以上前のもの)約3年〜4年経過
古古古米かなり古い(通常は家庭用ではない)4年超〜

📦「随意契約」ってどういう仕組み?

「スーパーとかコンビニが、自由に買えるの?」

→ 実は、今は“できる”んです!

これまでは、備蓄米を買いたい企業は「入札方式」で申し込んでいました。
つまり、一番高く買うと手を挙げた企業が契約を勝ち取る方式でした。

でも2025年からは、「随意契約」という仕組みに変わりました。


実はこれ、江藤農水相の『コメは売るほどある』の失言が発端で辞任後、後任に抜擢された小泉進次郎農水相が主導した制度変更なんです。


これまでの入札方式ではスピード感に課題があったため、政府が価格を提示し、条件を満たした企業が“先着順”で契約できる仕組みに変えたことで、より迅速な米の流通が可能になりました。


✅ 随意契約はここが違う!

  • 国が販売価格(例:60kg=10,700円)をあらかじめ決めている
  • それに納得した企業が「買いたいです!」と申し込む
  • 先着順で契約が成立!

📊 入札方式とのちがいを簡単にまとめると…

比較項目これまで(入札方式)今回(随意契約)
価格の決定高値をつけた企業が契約国が決めた価格で販売
契約の流れ競争方式(入札)先着順で受け付け・契約
対象企業条件を満たす一部の事業者年間1万トン以上の取扱企業
消費者価格高騰の可能性あり安定した価格で提供されやすい

「なるほど、国が価格を決めておくから、誰でも“早い者勝ち”で申し込めるってことなんだね」
→ その通り!だからこそ、今イオンやファミマ、楽天などが次々と動いているんです。


🛒 どんな企業が申し込めるの?

次のような条件を満たした企業が対象です。

  • 年間で1万トン以上の米を扱う大手小売企業(スーパー・コンビニ・ネット通販など)
  • POSデータ(販売実績)を国に提供できる

この条件をクリアすれば、企業は政府から備蓄米を買って、消費者に販売できます。


📝ざっくりまとめると…

項目内容
売られる米政府が保管していた古米(2021〜2022年産)
買う企業大手小売企業(年間1万トン以上)
契約方法国と直接交渉の「先着順」
価格設定政府が提示した価格に基づいて販売
必要条件POSデータの提出・販売報告の義務あり

💡「そもそも備蓄米って何?」「古くてまずいってホント?」
気になる人はこちらの記事で、備蓄米の正体や放出の仕組みをさらに深堀り!丁寧に解説しています
👉 備蓄米とは?何年前の米?古くてまずい噂と放出の仕組みを徹底調査

【一覧表】備蓄米の随意契約企業(2025年6月7日時点)

  • ※本一覧は、2025年5月29日時点で報道や公式発表などから判明している申請企業をまとめたものです。農林水産省の正式な発表内容や報道に基づき、情報が確認され次第、随時更新していきます。全70社のうち、現在判明している企業のみを掲載しています。

🛒 スーパー(計36社)

企業名
オーケー株式会社
株式会社タイヨー
株式会社三和
株式会社マルアイ
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
株式会社JMホールディングス
株式会社ベルク
株式会社ミスターマックス
株式会社シジシージャパン
アクシアルリテイリング株式会社
株式会社OICグループ
イオン商品調達株式会社
佐竹食品株式会社
株式会社ヤオコー
大黒天物産株式会社
株式会社イトーヨーカ堂
株式会社リテールパートナーズ
株式会社万代
株式会社タイヨー(本社・鹿児島県)
株式会社ベイシア
株式会社関西フードマーケット
株式会社バローホールディングス
株式会社ヨークベニマル
コストコホールセールジャパン株式会社
株式会社ライフコーポレーション
株式会社サンエー
株式会社サンディ
株式会社平和堂
株式会社マミーマート
株式会社オークワ
株式会社イズミ
株式会社エイヴイ
株式会社アークス
株式会社PLANT
株式会社サンベルクス

🧴 ドラッグストア(計7社)

企業名
株式会社サンドラッグ
ゲンキー株式会社
株式会社富士薬品
株式会社クスリのアオキ
株式会社コスモス薬品
株式会社クリエイトエス・ディー
株式会社ドラッグストアモリ

🧰 その他(計19社)

企業名
株式会社カインズ
アイリスアグリイノベーション株式会社
宮城商事株式会社
株式会社ゼンショーホールディングス
株式会社諸長
楽天グループ株式会社
株式会社東穀
株式会社松原米穀
生活協同組合コープこうべ
株式会社百萬粒
アスクル株式会社
日本生活協同組合連合会
コープデリ生活協同組合連合会
タカラ米穀株式会社
アマゾンジャパン合同会社
生活協同組合コープさっぽろ
株式会社藤井商店
有限会社木下商店
株式会社JAライフ富山

店頭販売とネット通販の違い

  • 店頭販売は6月初旬〜中旬にかけて各社順次スタート予定。
  • 楽天など一部はネット通販対応で、自宅配送が可能。
  • 販売形態やパッケージ(1kg/5kgなど)は企業ごとに異なり、地域によって販売開始日もずれる可能性があります。

価格は全国一律になる?

基本的には政府の売渡価格に基づき、店頭価格は5kg=2,000円前後(税込)になる見込みです。 ファミリーマートのように1kg=400円で販売するなど、単身者向けの少量販売や価格設計も一部企業では工夫されています。


今後の更新予定

今後、セブン-イレブンや他の中小スーパーの動向、販売店舗の詳細、オンライン販売の開始日などが明らかになり次第、随時追記していきます。


※当記事は2025年5月27日時点の情報をもとに作成しています。新たな発表や報道があり次第、随時更新します。

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