【最新】備蓄米の随意契約企業一覧と店頭に並ぶ時期・価格目安リストまとめ

【最新】 備蓄米の随意契約 企業はどこ?一覧と 店頭に並ぶ時期いつ? 価格目安リストまとめ 暮らし

コメ価格の高騰や品薄が続くなか、政府が備蓄米を小売企業に売り渡す「随意契約」が進んでいます。
イオンや楽天に加え、大手コンビニとして初めてファミリーマートが申し込みを表明し、1kg400円の小分けパックを6月中旬から全国で販売予定です。
本記事では、備蓄米の随意契約に参加した企業の一覧を、販売予定トン数・販売時期・価格目安とあわせて、最新情報で随時更新中。
店頭とネット通販の違いも含め、「どの企業が参加している?」「いつからどこで買える?」「価格は全国一律?」など、気になるポイントを表付きでわかりやすく解説します。

備蓄米の随意契約とは?

「随意契約」って、なんだかむずかしそう…

このパートでは、まず制度の仕組みをやさしくガイドしていきます。

🍙そもそも「備蓄米」って?

備蓄米とは、政府が災害や物価高などいざという時のために保管しているお米のことです。

保管されているのは、2022年産の古米や、2021年産の古古米〜古古古米にあたるお米が中心です。
いずれも低温・厳重管理のもとで保管されたもので、賞味期限内の備蓄米です。

呼び方意味年数の目安
新米収穫後すぐの米(概ねその年のうち)0年
1年未満米まだ新しい〜約1年未満
古米一昨年の収穫分くらい約1〜2年経過
古古米さらに古い(2〜3年以上前のもの)約3年〜4年経過
古古古米かなり古い(通常は家庭用ではない)4年超〜

📦「随意契約」ってどういう仕組み?

「スーパーとかコンビニが、自由に買えるの?」

→ 実は、今は“できる”んです!

これまでは、備蓄米を買いたい企業は「入札方式」で申し込んでいました。
つまり、一番高く買うと手を挙げた企業が契約を勝ち取る方式でした。

でも2025年からは、「随意契約」という仕組みに変わりました。


実はこれ、江藤農水相の『コメは売るほどある』の失言が発端で辞任後、後任に抜擢された小泉進次郎農水相が主導した制度変更なんです。


これまでの入札方式ではスピード感に課題があったため、政府が価格を提示し、条件を満たした企業が“先着順”で契約できる仕組みに変えたことで、より迅速な米の流通が可能になりました。


✅ 随意契約はここが違う!

  • 国が販売価格(例:60kg=10,700円)をあらかじめ決めている
  • それに納得した企業が「買いたいです!」と申し込む
  • 先着順で契約が成立!

📊 入札方式とのちがいを簡単にまとめると…

比較項目これまで(入札方式)今回(随意契約)
価格の決定高値をつけた企業が契約国が決めた価格で販売
契約の流れ競争方式(入札)先着順で受け付け・契約
対象企業条件を満たす一部の事業者年間1万トン以上の取扱企業
消費者価格高騰の可能性あり安定した価格で提供されやすい

「なるほど、国が価格を決めておくから、誰でも“早い者勝ち”で申し込めるってことなんだね」
→ その通り!だからこそ、今イオンやファミマ、楽天などが次々と動いているんです。


🛒 どんな企業が申し込めるの?

次のような条件を満たした企業が対象です。

  • 年間で1万トン以上の米を扱う大手小売企業(スーパー・コンビニ・ネット通販など)
  • POSデータ(販売実績)を国に提供できる

この条件をクリアすれば、企業は政府から備蓄米を買って、消費者に販売できます。


📝ざっくりまとめると…

項目内容
売られる米政府が保管していた古米(2021〜2022年産)
買う企業大手小売企業(年間1万トン以上)
契約方法国と直接交渉の「先着順」
価格設定政府が提示した価格に基づいて販売
必要条件POSデータの提出・販売報告の義務あり

💡「そもそも備蓄米って何?」「古くてまずいってホント?」
気になる人はこちらの記事で、備蓄米の正体や放出の仕組みをさらに深堀り!丁寧に解説しています
👉 備蓄米とは?何年前の米?古くてまずい噂と放出の仕組みを徹底調査

【一覧表】備蓄米の随意契約企業と販売情報(2025年5月27日時点)

No.企業名申込トン数販売時期(予定)価格目安備考
1オーケー10,500トン6月〜約2,000円台/5kg自社精米工場で対応
2タイヨー48トン未定未定
3三和300トン未定未定
4マルアイ2,600トン未定未定
5カインズ5,000トン未定未定
6アイリスアグリイノベーション10,000トン未定未定
7宮城商事10トン未定未定
8ゼンショーホールディングス1,200トン未定未定
9諸長6,000トン未定未定
10JMホールディングス6,000トン未定未定
11ベルク1,200トン未定未定
12パン・パシフィック・インターナショナルHD15,000トン一部都内で先行販売約2,000円/5kg都内→順次拡大予定
13サンドラッグ12,866トン未定未定
14楽天グループ10,000トン6月上旬〜未公表楽天市場で販売、日本郵便が配送
15斉鑫20トン未定未定
16東穀20トン未定未定
17ミスターマックス5,000トン未定未定
18酒商増田屋60トン未定未定
19シジシージャパン5,000トン未定未定
20イオン20,000トン6月初旬〜順次約2,000円/5kg全国店舗で販売
21ファミリーマート3,000〜4,000トン6月中旬〜400円/1kgコンビニ初参入、全国展開
22イトーヨーカ堂不明6月以降税別2,000円/5kg全国197店で販売予定
23ロピア(OIC)不明未定未定申請済み
24H2Oリテイリング(阪急オアシス等)1,200トン未定未定西日本中心展開想定
  • ※企業リストは順不同随時更新です。新たな情報が入り次第、追加・修正していきます。

店頭販売とネット通販の違い

  • 店頭販売は6月初旬〜中旬にかけて各社順次スタート予定。
  • 楽天など一部はネット通販対応で、自宅配送が可能。
  • 販売形態やパッケージ(1kg/5kgなど)は企業ごとに異なり、地域によって販売開始日もずれる可能性があります。

価格は全国一律になる?

基本的には政府の売渡価格に基づき、店頭価格は5kg=2,000円前後(税込)になる見込みです。 ファミリーマートのように1kg=400円で販売するなど、単身者向けの少量販売や価格設計も一部企業では工夫されています。


今後の更新予定

今後、セブン-イレブンや他の中小スーパーの動向、販売店舗の詳細、オンライン販売の開始日などが明らかになり次第、随時追記していきます。


※当記事は2025年5月27日時点の情報をもとに作成しています。新たな発表や報道があり次第、随時更新します。

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