NHK大河ドラマ「光る君へ」で見上愛の演じる藤原彰子が登場します。藤原彰子は藤原道長の長女で、一条天皇に入内し、定子と競う立場に立ちます。見上愛の繊細な演技が、平安時代の宮廷内の複雑な人間模様をどのように描き出すのか、期待が高まります。初めてお目見えの登場回は何話なのか?役柄や見どころについても注目して解説してまとめます。このドラマでの見上愛の演技に注目し、彼女の新たな一面を堪能しましょう。
光る君へ 見上愛の藤原彰子
見上愛がNHKの大河ドラマ『光る君へ』で藤原彰子を演じることが発表されたのは2023年5月23日です。その時の見上愛さんは意気込みを下記のように語っています。
「日曜日の夜、家族だんらんの時間に、いろいろな時代に思いをはせられるドラマという印象。そこに自分が参加できることが、とてもうれしく思いながらも緊張しています」。
引用元:中日新聞 2023.5.23
その後、ドラマがスタートした2024年4月23日に見上愛の藤原彰子ビジュアルが解禁されました!
ほぼ一年がかりの展開です。待ちわびたファンからはSNSでも十二単と垂髪の姿に喜びと似合う!という声が。
藤原道長を演じる柄本佑さんの長女としての役ですが、二人がそっくり!と似た顔立ちとしても話題に。本当の親子感がでますね。
実際の柄本佑さん扮する藤原道長はこのような感じです。確かに涼しげな目元は共通点かもしれません。
平安時代の女性のイメージにぴったりな見上愛さんですが、外見だけでなく演技やそこから醸し出される雰囲気に魅了されて抜擢された実力の持ち主です。『光る君へ』の脚本家大石静さんは下記のように語っています。
新人なのに“華”と“押し出し”がスゴイ女優さんです。紫式部の影響を受けつつゆっくりと自我を確立する彰子という難しい役ですが、きっと見事にやってのけると思います。
引用元:Real Sound
今後期待される実力派女優としての礎になりそうな出演となります。
光る君へ 見上愛の彰子はいつから?
大河ドラマがスタートして半年余り。『光る君へ』出演が発表があってから一年余、見上愛さんの藤原彰子はいつから?と気になってしかたがない人も増えています。2024年の7月から、という見方が強いです。
大河ドラマは一年間を通して放送されるため、一般的に一部と二部に分かれる時期は7月頃が多いです。具体的には、1月から6月が第一部、7月から12月が第二部という形式が一般的です。
越前編が2024年6月までだとしたらやはり7月から紫式部が京に戻って第二部、として新たな展開です。
幼少期としての藤原彰子(子役)は2024年3月31日放送、第13回には出演がありました。越前編のあと新しい編が始まる前後、6月末か7月中に藤原彰子の姿が道長の邸宅で見られるのでは、ということです。
最近の大河ドラマでは一部と二部の形式ではなく、もう少し細かく「○○編」として主人公の節目ごとに区切るスタイルになっています。実際に1月にスタートした『光る君へ』では6月末時点ですでに2編構成されています。
京編 | 第1回~第21回 | 主人公である紫式部(まひろ)と藤原道長の関係を中心に描かれます。 |
越前編 | 第22回~第25回(予定) | 京から越前(現在の福井県)に移り住むストーリー。新しい土地での生活や人々との交流を通じて、主人公の成長や変化が描かれます 。 |
新しい展開の序章として、藤原彰子役の見上愛が見られる可能性は大です!
光る君へ 見上愛の登場回は何話?
2024年6月23日放送の第25回「決意」の回主人公 紫式部(配役:吉高由里子)がに越前から京へ戻り、藤原信孝(配役:佐々木蔵之介)と結婚する決意を固めますが、その次の回、2024年6月30日(日)放送の第26回もしくは7月に入っての最初の回、第27回のが有力と思われます。
第27回は通常だと7月7日(日)放送のはずですがこの日は『光る君へ』の放送はありません!
BS、総合どちらも??なんででしょう?
見上愛さんが出演しないかチェックしたいのに!
7月7日の夕方の時間帯は東京都知事選の選挙開票速報番組の放送に変更になったからです。
7月7日(日)総合 夜8時 は「都知事選開票速報」を放送します。 これに伴いこの日の「光る君へ」は、BSP4K 午後0時15分、BS・BSP4K 午後6時、総合 夜8時 のすべてで放送を休止します。 7月13日(土)再放送の時間帯は、前週の7月6日(土)と同じ第26回を放送します(2週続けて同内容となります)。
また、8月11日(日)も放送を休止します。 8月11日(日)総合 夜8時 はパリオリンピックの模様を放送します。 これに伴いこの日の「光る君へ」は、BSP4K 午後0時15分、BS・BSP4K 午後6時、総合 夜8時 のすべてで放送を休止します。 8月17日(土)再放送の時間帯は、前週の8月10日(土)と同じ第30回を放送します(2週続けて同内容となります)。
引用元:NHK光る君へ公式サイト
またオリンピックも7月後半に始まりますから大幅に番組スケジュール変更の兆しもあります。これからの放送日は事前に要チェックです。
公式サイトでは第25回放送分、相関図における藤原道長の子供4人分の顔写真は藤原彰子以外子役の写真が掲載されています。このことから少女の藤原彰子として登場するのは見上愛では?という見解です。
ただし、長女の彰子と長男の田鶴(のちの藤原頼通)は4歳違いですが田鶴を演じるのは子役の小林篤弘くんで8歳です。実際の見上愛さんは現在23歳。バランスを考えると藤原彰子もまだしばらく子役である可能性も秘めています。
小林篤弘
- 生年月日/2016.12.26生まれ
- 身長/118cm
- 6歳上の兄、小林優仁ともに子役として活躍。兄は大河ドラマ『青天を衝け』主役渋沢栄一の子供時代を演じた。兄弟でSpace Brothersとして音楽デュオも結成。
- オフィシャルHP
見上愛さんが演じる藤原彰子と彼女の元に出仕する紫式部の年表は下記のようになります。
年 | 紫式部 | 藤原彰子 |
---|---|---|
973年頃 | 誕生(天禄元年、天延1年説もあり) | – |
988年 | – | 誕生(永延2年) |
999年 | – | 一条天皇のもとに入内(12歳) |
1000年 | – | 中宮として冊立 |
1006年頃 | 彰子に仕える | – |
1011年 | – | 一条天皇崩御、出家 |
1025年頃 | 『源氏物語』を執筆完了 | – |
1031年 | – | 娘・藤原威子が三条天皇に入内 |
1074年 | – | 藤原彰子没(87歳) |
不明 | 紫式部没 | – |
光る君へ 見上愛の役柄や見どころは?
期待が高まる見上愛さんの「藤原彰子」。役柄や見どころはどこなのか、まとめます。
光る君へ 見上愛の役柄
見上愛が演じる藤原彰子は、藤原道長の長女として、平安時代の権力者である道長のもとに生まれました。彼女は幼少期に一条天皇に入内(じゅだい)し、道隆の娘である定子と競う立場となります 。※入内=貴族の娘が天皇の妃として宮中に入ることを指します。
のちに後一条天皇・後朱雀(ごすざく)天皇という2人の子どもの国母(こくも)として政治を後見しました。
幼少期…って何歳で入内して定子と争う立ち場になるの??
藤原彰子が一条天皇のもとに入内したのは、999年で12歳の時です 。同じ年に定子は一条天皇の長子を出産しています。この時定子は23歳。この頃は約10歳差で先に入内している定子の貫禄勝ちです。実際に一条天皇の寵愛を受けている時期です。
藤原彰子が12歳で入内する時、一条天皇は20歳です。
光る君へ 見上愛の見どころは?
宮廷での対立と成長: 藤原彰子は、幼少期から宮廷での複雑な人間関係や政治的な対立の中で成長していきます。特に、定子との競争関係が見どころの一つです 。
紫式部との関係: 彰子に仕える紫式部との関係も注目ポイントです。紫式部の影響を受けながら、彰子自身がどのように成長し、自我を確立していくのかが描かれます 。
歴史的背景と宮廷文化: 平安時代の宮廷文化やその裏側が詳細に描かれ、歴史ドラマとしての深みが増しています。彰子の役割を通じて、その時代の女性の生き方や葛藤が浮き彫りになります 。
まとめ
「光る君へ」で見上愛が演じる藤原彰子は、藤原道長の長女として一条天皇に入内し、定子と競う立場となります。彼女の登場により、宮廷内の複雑な人間模様がさらに深まります。見上愛の透明感のある確かな演技が、藤原彰子の生涯やその葛藤をどのように描き出すのかが見どころです。
平安時代の宮廷文化と人間関係の織りなすドラマを通じて、歴史の一端に触れることができるのは大河ドラマの醍醐味です。初登場の放送回を楽しみにしましょう!