2025年1月2日に行われた第101回箱根駅伝の往路では、青山学院大学が2年連続で優勝を果たしました。激戦の末、各大学がどのような戦略で復路に挑むのか、注目が集まっています。特に、当日変更される選手たちがどの区間でどのようなパフォーマンスを見せるのかが鍵となります。本記事では、復路の当日変更選手の情報とともに、往路の結果を詳しく解説します。
復路の当日変更選手
【✨第101回 #箱根駅伝『復路』】
— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) January 2, 2025
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往路15位以下の7チームが復路一斉スタート💨
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往路1位:青山学院大学
往路優勝を果たした青山学院大学の復路の区間エントリーです。往路優勝の青学大は9区と10区をそれぞれ田中悠登(4年)と、小河原陽琉(1年)に変更。特に注目されるのは、6区の野村昭夢選手(4年生)です。彼は山下りのスペシャリストとして知られており、復路でのパフォーマンスが期待されています。
【箱根駅伝】青学 復路 #区間エントリー 速報‼️
— 青山学院校友会大学部会 (@daigakubukaipr) January 2, 2025
当日変更を反映した出場選手です🎽復路優勝も成し遂げての完全優勝を後押ししましょう🔥
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👉応援拠点/観戦マナーはリプ欄に#箱根駅伝 #会いたいね大作戦 #青学駅伝 pic.twitter.com/WO3pAVD5zG
区間 | 氏名 |
6区 | 野村昭夢(のむらあきむ)4年生 |
7区 | 白石光星(しらいしこうせい)4年生 |
8区 | 塩出翔太 3年生 |
9区 | 田中悠登(たなかゆうと)4年生 |
10区 | 小河原陽琉(おがわらひかる)1年生 |
往路2位 中央大学
中央大学も7区に岡田開成(1年)を入れるなど2人を変更しています。1位の青山学院大学との差は+1分47秒。
【長距離ブロック】
— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) January 2, 2025
〈箱根駅伝〉
復路8:00スタートです!
当日変更は
7区 山平怜生(4)→岡田開成(1)
10区 並川颯太(1)→藤田大智(2)
6区は浦田優斗(4)が前を追いかけスタートダッシュを切ります🏃♂️➡️#箱根駅伝 #中大駅伝 #中央大学#新紅の挑戦 pic.twitter.com/Q39phjVeta
箱根駅伝 復路メンバー変更一覧(2025年1月3日)
メンバー変更一覧表
大学名 | 区間 | 選手名(学年) | 補足情報 |
---|---|---|---|
青山学院大学 | 9区 | 田中悠登(4年) | 2023年大会8区で区間5位の実績 |
10区 | 小河原陽琉(1年) | ||
中央大学 | 7区 | 岡田開成(1年) | 全日本2区で区間6位 |
10区 | 藤田大智(2年) | ||
早稲田大学 | 7区 | 伊藤大志(4年) | 1、2年時に連続で5区を担当 |
駒沢大学 | 7区 | 佐藤圭汰(3年) | 5000m室内日本記録保持者 |
9区 | 村上響(2年) | 全日本5区で区間5位 | |
10区 | 小山翔也(2年) | ||
創価大学 | 10区 | 小池莉希(2年) | 前回8区で区間15位 |
國學院大学 | 7区 | 辻原輝(2年) | 前回4区で区間4位 |
9区 | 上原琉翔(3年) | 出雲5区で区間賞を獲得 | |
城西大学 | 8区 | 岩田真之(3年) | |
9区 | 桜井優我(3年) | 前回8区で区間14位 | |
立教大学 | 6区 | 原田颯大(2年) | 前回6区で区間11位 |
7区 | 小倉史也(3年) | 全日本5区で区間10位 | |
10区 | 永井駿(3年) | ||
東洋大学 | 7区 | 内堀勇(1年) | |
8区 | 網本佳悟(3年) | 出雲3区で区間13位 | |
日本体育大学 | 7区 | 住原聡太(4年) | 前回10区で区間6位 |
8区 | 分須尊紀(4年) | 前回8区で区間2位 | |
順天堂大学 | 7区 | 吉岡大翔(2年) | 前回4区で区間8位 |
8区 | 荒牧琢登(2年) | ||
10区 | 古川達也(2年) | ||
法政大学 | 6区 | 湯田陽平(2年) | |
7区 | 宮岡幸大(4年) | 前回1区で区間14位 | |
9区 | 清水郁杜(3年) | 前回8区で区間9位 | |
関東学生連合 | 9区 | 古川大晃(東大博士4年) | 初出走、29歳 |
注目選手は7区 当日変更の駒大 佐藤圭汰選手
どんなシューズよりも走りやすい──駒澤大学・佐藤圭汰はOnで箱根路を駆ける
— GQ JAPAN (@GQJAPAN) December 24, 2024
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佐藤圭汰(さとう けいた)選手は、駒澤大学陸上競技部に所属。2004年1月22日生まれ、京都府京都市出身で、洛南高等学校を卒業後、駒澤大学に進学しています。
特に注目すべきは、2023年の八王子ロングディスタンス10000mで27分28秒50のU20日本記録を樹立したことです。また、2024年には室内5000mで13分09秒45の日本歴代2位の記録を達成し、さらに室内3000mでも7分42秒56の室内日本記録を更新しました。記録づくめの佐藤選手。7区走行が決まり、怪我を克服しながらも驚異的なパフォーマンスを見せ続けているため、なおさら話題が集まりそうです。
区間エントリー当日変更はなぜ?
箱根駅伝では、各大学が事前に発表する「区間エントリー」が注目されますが、当日になってから選手を変更する「当日変更」という制度も存在します。この仕組みにより、当日の天候や選手の体調、コンディションに応じた柔軟な戦略が可能となり、監督の判断力が勝負を大きく左右します。
2025年の第101回大会においても、多くの大学がこの制度を活用し、事前エントリーから当日変更を行いました。
当日変更のルールとは?
当日変更の制度には以下のようなルールがあります。箱根駅伝では往路復路とも当日朝にメンバー変更ができる。1日4人まで、2日間で計6人が上限。正選手と補欠選手の交代のみで、既に区間配置された正選手同士の入れ替えはできない。
ルール項目 | 詳細 |
---|---|
変更可能な人数 | 1日4人まで、2日間で計6人が上限。正選手と補欠選手の交代のみで、既に区間配置された正選手同士の入れ替えはできない。 |
変更タイミング | 当日朝、スタート直前に変更内容を発表 |
変更理由 | 選手の体調不良、天候、戦略的判断など |
発表方法 | 各大学の監督が運営本部に報告 |
この制度のポイントは、特に監督の采配力や選手自身の調整力が問われる重要性が想像以上に高いところ。
第101回箱根駅伝往路 青山学院大学が2年連続優勝!
箱根駅伝で青学大が2年連続7度目の往路優勝を遂げました。#箱根駅伝 #青学大 pic.twitter.com/bit5dcF0Ut
— 時事通信社写真部 (@jiji_shashinbu) January 2, 2025
2025年1月2日に行われた第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)往路で、青山学院大学が2年連続7回目の往路優勝を飾りました。5区で若林宏樹選手(4年)が区間新記録を樹立し、見事な逆転劇を見せました。
青山学院大学の逆転劇
青学大は、1区の宇田川瞬矢選手(3年)が先頭から1分44秒差の10位でタスキを渡しました。しかし、2区の黒田朝日選手(3年)が区間3位の走りながら、従来の区間記録を上回る力走で7人を抜き3位へ浮上。その後も、3区鶴川正也選手(4年)が区間4位、4区太田蒼生選手(4年)が区間歴代2位の快走を見せ、先頭との差を1分半以上詰めました。
5区では、山上りのスペシャリストである若林宏樹選手が区間新記録を樹立し、中央大学を逆転してトップでフィニッシュ。原晋監督は「能登震災で苦しまれている被災者の方に元気を届けたいという思いで走った成果だ」と語り、選手たちの努力を称えました。
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「第101回箱根駅伝」が行われ、青山学院大学が2年連続での往路優勝を果たしました。結果をグラフ動画でお届けします。https://t.co/aANBvYzAAX#箱根駅伝 pic.twitter.com/wPoyOkKgk3
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 2, 2025
往路結果(トップとの差)
順位 | 大学名 | 記録 | トップとの差 |
---|---|---|---|
1位 | 青山学院大学 | 5時間20分01秒 | – |
2位 | 中央大学 | 5時間21分48秒 | +1分47秒 |
3位 | 早稲田大学 | 5時間22分30秒 | +2分29秒 |
4位 | 駒澤大学 | 5時間23分17秒 | +3分16秒 |
5位 | 創価大学 | 5時間23分38秒 | +3分37秒 |
6位 | 國學院大學 | 5時間25分26秒 | +5分25秒 |
7位 | 城西大学 | 5時間25分58秒 | +5分57秒 |
8位 | 立教大学 | 5時間27分27秒 | +7分26秒 |
9位 | 東洋大学 | 5時間27分53秒 | +7分52秒 |
10位 | 日本体育大学 | 5時間28分03秒 | +8分02秒 |
11位 | 東京国際大学 | 5時間28分48秒 | +8分47秒 |
12位 | 明治大学 | 5時間29分15秒 | +9分14秒 |
13位 | 帝京大学 | 5時間30分02秒 | +10分01秒 |
14位 | 日本大学 | 5時間31分20秒 | +11分19秒 |
15位 | 山梨学院大学 | 5時間32分07秒 | +12分06秒 |
16位 | 法政大学 | 5時間33分12秒 | +13分11秒 |
17位 | 大東文化大学 | 5時間34分20秒 | +14分19秒 |
18位 | 関東学院大学 | 5時間35分45秒 | +15分44秒 |
19位 | 拓殖大学 | 5時間37分10秒 | +17分09秒 |
20位 | 国士舘大学 | 5時間38分30秒 | +18分29秒 |
シード権争いも激化
立教大学は1区で16位と出遅れましたが、2区の馬場賢人選手(3年)の7人抜きや、5区の山本羅生選手(4年)の4人抜きで8位に浮上しました。63年ぶりのシード権獲得が見えてきました。一方で、10位以内には予選会4位の日本体育大学が入るなど、予選会組の健闘も目立ちました。
復路の見どころ
翌3日に行われる復路でも、青学大の優位は揺るがないと見られています。山下りの6区では、野村昭夢選手(4年)が後続を引き離し、安定感のある布陣で逃げ切りを狙います。立教大学の63年ぶりシード権獲得や、東洋大学の20年連続シード権をかけた戦いにも注目です。
復路でも熾烈な争いが予想される第101回箱根駅伝。目が離せません!
まとめ
箱根駅伝2025の復路も、各大学と選手たちの熱い戦いが繰り広げられることでしょう。青山学院大学の優位は揺るがないと見られていますが、他の大学もシード権獲得や上位進出を目指して全力を尽くします。全ての選手たちが最高のパフォーマンスを発揮し、素晴らしいレースを見せてくれることを期待して読売新聞東京本社前に彼らが戻ってくるその瞬間まで応援したいと思います。