フジテレビ日枝氏退任で退職金いくら?今後天下りや株主総会の展開も調査

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フジテレビの日枝久氏が退任!今後の役職や退職金、株主総会への影響は?長年の影響力を持つ日枝氏が退いたことで、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の経営はどう変わるのか。株主総会での動きや、退任後の役割も詳しく解説します。

日枝久氏の退職金はいくら?過去の事例から予想

日枝久氏の退職金については、具体的な金額はまだ公表されていませんが、彼の長い在任期間やフジ・メディア・ホールディングスの経営状況を考慮すると、かなりの額になると予想されます。

日枝氏は40年以上にわたりフジテレビの経営に関与しており、その影響力は非常に大きかったため、退職金も相応のものになる可能性があります。

◇過去のテレビ局退職金の事例

過去のテレビ局における退職金の事例は、役員の在任期間や企業の業績に応じて大きく異なります。以下にいくつかの具体的な事例を挙げます。

  • フジテレビ: 過去にフジテレビの役員が受け取った退職金は、約1億円に達したことがあります。この金額は、役員の在任期間や企業の業績に基づいて決定されることが一般的です。
  • TBS: TBSでは、役員の退職金が約4000万円と報じられたことがあります。これは、役員の職務内容や在任期間に応じた金額、とのこと。
  • テレビ宮崎: テレビ宮崎の元社長は、退職慰労金として1億8500万円を受け取る予定でしたが、取締役会の決議により85%減額され、最終的に5700万円となりました。この事例は、役員退職金の支給に関する裁量権の行使が問題となったケースです。

これらの事例からもわかるように、テレビ局の退職金は企業の経営状況や役員の在任期間、さらには外部からの圧力や内部の問題によって大きく変動することがあります。一般的には、役員退職金は数千万円から数億円に達することが多いです。

◇ フジテレビ役員の退職金相場から試算

以前、テレビ局の退職金に関わる情報が記載された時、取締役でないフジテレビの早期退職者の退職金の額で話題になったことがありました。

フジテレビが2022年に満50歳以上・勤続10年以上の社員の早期退職者募集を発表し、退職金の 金額が50歳で1億円ともいわれて話題になった際、安東アナは「私は50歳を過ぎて退職したんですけど、あの報道が本当だとしたらフジテレビさん凄いなって思います。(自分がもらった退職金はその)半分もいってないです」とも語っている。

引用元:デイリー新潮

この金額の対象者は社内でも「できる」といわれる人物のみだ、という声もありましたが、さらにフジテレビの役員となると退職金はそれ以上になることは想像できます。フジテレビの現状から考えると難しいですが、過去には数億円規模と報じられたケースがあります。

日枝氏は会長・相談役として80歳を超えてもなお長年在任していたため、数億円以上の退職金が支払われる可能性があります。

◇ 報酬開示のタイミングに注目

退職金の正式な金額は今後の株主総会や有価証券報告書で明らかになる見込みです。
株主総会で株主からの批判が集まる可能性もあります。

フジテレビを運営するフジ・メディア・ホールディングスの2025年の定時株主総会は、例年通りであれば6月下旬に開催されると予想されます。

株主総会、いろんな意味で荒れそうです…

日枝久氏がフジテレビ取締役相談役を退任!今後は?

退任の背景にある問題とは?

日枝久氏(87)は、2024年3月27日付でフジテレビおよび親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の取締役相談役を退任しました。
この人事は、元タレント中居正広さんのトラブル対応への批判を受けたガバナンス改革の一環とされています。

日枝氏は会長退任後も影響力を保持?

日枝氏は2017年にフジテレビ会長を退任後も、人事への関与や経営への影響力を維持してきました。
しかし、今回の一連の問題では関与していないとされています。

退任後の日枝久氏の役職はどうなる?天下りは?

顧問や相談役に就任の可能性は?

退任後の日枝氏は、顧問や名誉職に就く可能性があります。
フジテレビに長年関わり続けた人物であり、経営陣に助言をする役割は継続するかもしれません。

主に会長職を退任した場合、通常は以下のようなことが起こるのでは、と予想されます。

退任後の日枝久氏は?
  • 名誉会長
    実権はなく名誉職だが、存在感は大きい
    – 社外向けに影響力を示すために設けられることがある
  • 相談役・顧問
    – 退任後に経営陣へ助言をする役割
    – 実権はないが、経営判断に間接的な影響を与えるケースが多い
    – 日本では「院政」と揶揄されることも
  • 特別顧問・シニアアドバイザー
    – 企業によっては「特別顧問」などの肩書を設けることも
    対外的な顔役や交渉役として利用される場合がある

3月27日フジテレビと親会社フジHDの取締役会が執り行われ、その後フジテレビ清水社長とフジHDの金光社長が報道陣に語った内容だと日枝氏はフジサンケイグループの代表も辞任も申し出ている様です。

――今回は日枝氏は、別の形の役職で残ることはあるか

 ◆(金光氏) ありません。

 ――フジサンケイグループの代表は。

 ◆(金光氏)本人(日枝氏)から代表は辞任するという申し出がありました。親睦団体的(な組織)なのでまったく明文化された決め方や退任の仕方などがありませんので、何日付かは正確には分かりませんが、きょうすでに辞任を表明していることは間違いありません。

引用元:毎日新聞

役職って際限なくあるんですね…一切かかわらなくなるって難しい?似たような「ドン」と言われた人物を例にあげます。

2024年12月に亡くなった読売ジャイアンツの長年のオーナーであり球界の『独裁者』と呼ばれた渡邉恒雄氏は98歳でしたが、その時の肩書は読売新聞グループ代表取締役主筆でした。

主筆とは?

「主筆(しゅひつ)」は、主に新聞や出版業界で使われる特別な肩書きです。渡邉恒雄氏のような場合、主筆は記事や報道方針に対して最終的な責任を持つ、ある種の「最高編集責任者」のような位置づけ

白石興二郎社長・編集主幹(69)は会長に就任する。渡辺恒雄代表取締役会長・主筆(89)は会長を退いて主筆専任となる。6月7日の株主総会後に行われる取締役会で正式に決定する。

引用元: castニュース 2016.5

渡邉恒雄氏は2016年6月に読売新聞グループ本社の会長職を退き、「代表取締役主筆」という肩書きだけを残して活動を続けました。結果、亡くなるまで主筆として編集方針の最終的な責任を持ち続け、長い間球界やメディア界に影響を与えていたことは間違いありません。

日枝氏はこの3月において圧迫骨折のため入院中、という状況から高齢による理由で業界からすっぱり一線を引いて今後暮らす可能性もありますが、会長職を退任後の対処はどうなるか、6月に行われる株主総会後の取締役会も気になるところです。

株主として影響力を持つ可能性は低い

フジテレビを運営するフジ・メディア・ホールディングスの次回の定時株主総会は、例年通りであれば2025年6月下旬に開催されると予想されます。具体的な日程は、通常、総会の約2週間前に招集通知として正式に発表されます。

一部SNS等で株主総会に参加してフジテレビ風土や役員の刷新を求めようという動きもありますが、会長職を退いたとしても日枝氏の株保有の状況で影響は考えられるのでしょうか?

日枝久氏は、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株式を約0.1%保有しています。具体的には、2024年3月時点で233,334株を保有しており、これは全体の発行済株式の中での割合です。

参照:IR BANK

日枝氏はFMHの株式を0.01~0.05%ほどしか保有していないとみられ、株主としての影響力は限定的です。
ライブドアの堀江貴文氏のように「物言う株主」として経営を揺るがす可能性は低い、という可能性が高そうです。。

株主総会での影響と今後の展開は?

◇ ガバナンス改革で経営陣刷新へ

フジテレビは今回の日枝氏退任を含む大幅な人事刷新を決定。
FMHでは取締役10人が退任し、フジテレビでも16人が退任する異例の事態となっています。
今後は、ガバナンス強化と企業風土の改善が求められます。

日枝氏の退任の発表とともに伝えられた刷新の内容です。

「取締役会の実効性を強化するとともに意思決定の迅速化を図るため、取締役数を減員する。[当社17名→11名、フジテレビ22名→10名]」「取締役会の多様性を図る観点から、女性取締役比率を3割以上とする。[当社36.4%、フジテレビ30.0%(取締役・監査役では、33.3%)]」「取締役会の年齢面での多様性も考慮し、50歳代以下の人材の新たな起用を進め、取締役の平均年齢を大幅に引き下げる。[当社71.2歳→61.6歳、フジテレビ67.3歳→59.5歳]」などといった取り組みについても伝えた。

引用元:産経新聞

まとめると次のようになります!

フジメディアホールディングス(HD)

項目内容
取締役の人数削減17人 → 11人
独立社外取締役・社外取締役11人中6人
女性取締役比率36.4%
50代以下の取締役起用平均年齢 71.2歳 → 61.6歳
本格的な執行役員制度導入導入

フジテレビ

項目内容
取締役の人数削減22人 → 10人
独立社外取締役・社外取締役10人中6人
女性取締役比率30.0%
50代以下の取締役起用平均年齢 67.3歳 → 59.5歳
本格的な執行役員制度導入導入
社内出身の取締役・監査役退任1月27日時点で全員が6月までに退任

フジテレビは、やり直しの記者会見をした1月27日時点の社内出身の取締役・監査役が6月までに全員退任と発表しています。

女性取締役比率、という項目が上がっていますが、日枝氏トップの元での女性の出世には今まで傾向があったと言います。

聞けば、女性の場合は、主に日枝氏の秘書をした人が昇進するという不文律があり、現在の2人の女性役員のうちの一人も報道局勤務の後、秘書をしていた時期があるとされます(もう一人は総務省からの天下り)。彼女は取締役の立場でありながら、1月17日の会見直後に、「日枝氏の特命を受けて、支局の新たな移転先の視察」のためパリ出張を決行。このタイミングでの渡航に、さすがに社内からも「危機感がなさすぎる」と不満の声が上がったといいます。

引用元:ライブドアニュース

この文章における「もう一人の総務省天下りの取締役」はおそらく1月フジテレビ取締役会見の時にも話題に挙がった山田真貴子氏です。

フジ・メディア・ホールディングス取締役、フジテレビジョン社外取締役ですが、かつて総務省時代には『飲み会を絶対断らない女』と自身を豪語したことは有名すぎる女性。

菅元首相長男の会社との高額接待問題で広報官を辞任した過去をお持ちです…

刷新される女性取締役がどの程度日枝氏と接点がある人物なのか、風土改革に値する人物なのか注視されるところです。

◇ 株主総会で退職金や過去の影響力が焦点に

株主総会では退職金の額や経営への影響が注目されるでしょう。
株主からは「日枝氏の長期在任による弊害」を指摘する声が上がる可能性もあります。

まとめ

日枝久氏の退任と今後の展開は?

  • 退任理由:ガバナンス改革と責任を明確にするため
    →金光HD社長の発言では高齢のため、と責任の所在は明らかにせず
  • 退任後の役職:顧問や名誉職に就く可能性が無きにしも非ず
  • 退職金:過去事例から数億円規模と予想
    →世間の感情からして多少減額のアピールはある可能性
  • 株主総会での焦点:退職金や影響力に注目
    →退任しているため責任追及を逃れやすい

日枝久氏の退任は、フジテレビと親会社FMHのガバナンス改革を象徴する出来事です。今後は株主総会で退職金や影響力が議論される可能性があり、フジテレビの経営体制が大きく変わる転換点となるでしょう。今後の株主総会や報告書に注目が集まります!

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