青学陸上部皆渡星七さん死去悪性リンパ腫治療とは?noteに残した最後の言葉

青学陸上部皆渡星七さん死去 悪性リンパ腫との闘いとnoteに残した最後の言葉タイトル 暮らし

青山学院大学陸上部ランナー・皆渡星七さんが悪性リンパ腫の闘病の末、死去されました。箱根駅伝にも関わる選手だった彼の突然の訃報に、多くの関係者が悲しみに包まれています。本記事では、彼の現役時代の活躍や闘病中の発信について解説します。

この記事を読んでわかること
  • 皆渡星七さんの現役・OBのステータス
  • 青学陸上部からの公式発表
  • 皆渡星七さんの陸上での実績
  • 悪性リンパ腫との闘病について
  • noteでの発信内容とその意図

青学陸上部・皆渡星七さん

皆渡星七さんは現役?OB?

皆渡星七さんは、青山学院大学陸上部に所属する現役の選手でした。彼は大学在学中に箱根駅伝をはじめとする主要な大会に出場し、チームの一員として活躍していました。

皆渡星七さん 主なプロフィール

皆渡星七さんは、青山学院大学陸上競技部の3年生で、21歳で亡くなりました。

  • 2004年2月2日生まれ
  • 大阪府豊中市出身
  • 関西大学北陽高校
  • 青山学院大学に進学/経営学部に在籍していました。
  • 陸上部では陸上長距離部長距離ブロックに所属
  • 趣味:料理・レコード集め

料理は大好きで、最近は低温調理器を購入検討中、とSNSに記していました。

主な経歴と業績:

  • 高校時代: 関西大学北陽高校で陸上競技に取り組み、優れた成績を収めました。
  • 大学での活動:
    • 2024年の第100回箱根駅伝にエントリーし、チームメンバーとして活躍しました。
    • 2023年6月の日体大記録会で5000メートルの自己ベストを13分51秒38で記録しました。
    • 2023年11月の全日本大学駅伝にもエントリーしていました。

5000メートルの自己ベストは13分51秒38、1万メートルの自己ベストは28分49秒30を記録しています。

皆渡星七さんが治療を受けた悪性リンパ腫とは?

皆渡星七さんは、2024年11月に悪性リンパ腫と診断され、治療を続けていました。悪性リンパ腫は、リンパ系のがんであり、一般的には抗がん剤による治療が行われます。皆渡さんもこの治療法を受けていたと考えられますが、具体的な治療内容についての詳細は公表されていません。

悪性リンパ腫の治療法について:

  • 抗がん剤治療: 悪性リンパ腫の治療では、主に抗がん剤が使用されます。これにより、がん細胞の増殖を抑えることが目的です。
  • 放射線治療: 一部のケースでは、放射線治療が併用されることもあります。
  • 幹細胞移植: 重度のケースでは、幹細胞移植が考慮されることがあります。

皆渡さんは、2025年1月に自身のSNSで「がんになっても箱根を目指したい」との思いを綴り、治療を続けていることを公表しました。彼は、がんと闘うアスリートとしての経験を記録し、他のアスリートに希望を与えたいという意志を示していました。

訃報の発表

青山学院大学陸上部は、2025年2月21日公式で「大切な仲間の旅立ちに寄せて」というタイトルで訃報を発表しています。

大切な仲間の旅立ちに寄せて  

この度、昨年度の箱根駅伝や今年度の全日本大学駅伝のエントリーメンバーとして共に戦ってきた皆渡星七が永眠致しました。彼は私達にとって欠かせない存在であり、その活躍と情熱に心からの感謝と敬意を表します。  

突然の別れに、深い悲しみと喪失感を抱いておりますが、彼が残してくれた思い出を胸に、これからも前進してまいります。  

最後まで病魔と戦った彼の旅立ちを、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。

改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。  

青山学院大学陸上競技部チーム一同

引用元:Yahoo!ニュース

2025年1月の箱根駅伝、青山学院大学の選手はいつも通り笑顔でした。その裏で選手一人ひとりが内なる思いを秘めて走っていたことを改めて想像します。

皆渡星七さんの闘病とその発信【note】

皆渡さんは2025年1月に自身のnoteで、悪性リンパ腫と診断されたことを公表しました。実際には2024年11月に悪性リンパ腫の診断を受けています。診断と公表にタイムラグがあるのはいろいろな葛藤を乗り越えた末のものであったことが心に響きます。

その気持ちを表すかのように、noteには2025年年が明け箱根駅伝も終了した1月中旬過ぎから以下のように2回の投稿を行っています。

皆渡星七さんのnote投稿

日付タイトル
2025年1月19日【自己紹介】がんになっても箱根を目指したい
2025年1月21日なぜnoteをはじめたのか

【自己紹介】がんになっても箱根を目指したい(2025年1月19日)

一つ目
現在がんと闘っている、またこれからがんになるかもしれないアスリートに向けて、どういった立ち上げ、リハビリをしたのかという記録を残し、発信したい。

二つ目
僕の持っているポジティブ思考と内面的な成長を、アウトプットしたい。

引用元:わたり 【箱根を目指す、がんサバイバー】

治療中であろう時期にアウトプットすることで自己成長を目指していた精神力に頭が下がる思いです。

アウトプットすることの重要性
  • 自己成長
    ①考えを整理する:アウトプットを通じて、自分の考えや意見を明確に整理。
    ②フィードバックを得る:他人からの意見やフィードバックを得ることで、新たな視点を持てる。
  • 知識の定着
    ①深く理解する:情報をアウトプットすることで、より深く内容を理解し、知識が定着。
    ②忘れにくくなる:アウトプットを繰り返すことで、記憶に残りやすくなる。
  • 自己表現
    ①自分を表現する手段:文章やプレゼンテーションなどを通じて、自分の考えや感情を他人に伝えることができます。
    ②自信を持つ:自分の意見やアイデアを公にすることで、自信を持つことができる。
  • 他者への影響
    ①知識の共有:他人に役立つ情報を提供し、共感や感動を与えることができる。
    ②影響力を持つ:アウトプットを続けることで、自分の影響力が広がり、多くの人に影響を与える。
  • 問題解決
    ①解決策を見つける:問題に対する解決策を考え、実行するための手段に。
    ②創造力を育む:新しいアイデアを生み出し、創造的な解決策を見つけるプロセス。
  • 人間関係の構築
    ①コミュニケーション:アウトプットを通じて他人とコミュニケーションを図り、より良い関係を築ける。
    ②信頼を得る:自分の考えや意見をオープンにすることで、他人からの信頼を得ることができる。

【なぜnoteをはじめたのか】(2025年1月21日)

  1. 駅伝界の池江里佳子選手になれるかもしれないと思ったから。(原文のまま※noteに「白血病の」と記述していることから競泳の池江璃花子選手のことと思われます。)
  2. この発信を自分への頑張る力にしたいと思ったから。
  3. アスリートと応援してくれる人との関係性

と発信しています。各項目には詳しく皆渡さんの思いが綴ってあります。

まさにアウトプットの重要性にある、自信を持つこと、人間関係の構築をSNSを通して広げていきたいと自身の成長と周囲への影響を今後の希望としていたことが伝わります。

まとめ

皆渡星七さんは、悪性リンパ腫との闘病中に2回のnote投稿を通じて、自身の経験や思いを発信してきました。彼の訃報は、多くの人々にとって大きな悲しみとなり、その活躍と情熱は記憶に刻まれ続けることでしょう。彼が残したメッセージは、がんと闘うアスリートやその支援者にとって皆渡さんの言葉でいうと貴重な「道しるべ」として、これからも多くの人に勇気と希望を与え続けることと思います。まずは闘病への敬意とご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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