マルちゃんきつねアニメCMなぜ炎上?理由5選!エロくてキモい?を解説

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2025年2月に公開されたマルちゃん「赤いきつね」アニメCMが、X(旧Twitter)で炎上しています。若い女性がカップ麺を食べるだけのCMが、なぜ「性的でキモい」と批判されたのでしょうか? その一方で「エロ要素なんてないのでは?」と擁護する声もあります。本記事では、炎上の理由5選を解説し、男性キャラが登場する「緑のたぬき」CMとの比較も交えて考察します。

1. マルちゃん「赤いきつね」アニメCMとは?

CMの内容(時系列で紹介)

時間内容
0秒若い女性が暗い部屋でテレビを見ながらカップ麺を食べ始める
5秒涙ぐみながら麺をすする
10秒おあげを頬張り「おいしい…」とつぶやく
15秒顔が赤らみ、ため息をつく
30秒ほっとした表情で食べ終える

この何気ないシーンが「性的な描写では?」と物議を醸しました。

2. 炎上の理由5選

2025年2月6日に開始されたマルちゃんの「赤いきつね」即席めんのアニメCMが性的描写がスゴい!気持ち悪い!エロい、など見た人の素直な感想が話題となり炎上している状況ですが、いくつかの理由を挙げることが出来ます。主な意見をまとめます。

① 女性の表情・しぐさが過剰に演出されている

描かれているアニメCMの女性が一貫してクネクネしているところが気持ち悪い の声多数

  • 涙ぐむ・頬を赤らめる・ため息をつくなど、食事シーンにしては演出が強すぎるとの指摘。
  • 「エロく見せようとしているのでは?」という声が多数。

② アニメ特有「男性目線」の演出?

  • 「女性を性的に描くことが前提のアニメ表現」との批判。
  • 一部の視聴者は「男性ウケを狙ったオタク向け表現」と感じた。

アニメCMじゃなくても良かったのでは?新海誠監督の作品風で既視感!などの意見も

AIで作っているんじゃないか?と思われるところも気持ちが通っていない雰囲気があったようです

③ 男性版「緑のたぬき」CMとの比較

実は炎上している「赤いきつね」とは別に「緑のたぬき」は男性バージョンでアニメCMが存在しています

男性は仕事場で残業、女性はお気に入りドラマを鑑賞してリラックス、という対比に違和感を感じる人も。

これが
・部屋なら夫婦や家族で、とか
・職場なら同僚と
であれば捉え方も変わっていたかもしれませんね

赤いきつね(女性)緑のたぬき(男性)
キャラ若い女性白髪はまだない段階の男性
演出涙ぐむ・頬を赤らめる無表情で淡々と食べる
雰囲気自分の部屋・しっとり職場・残業の合間

スープまで飲んでホッと一息つくシチュエーションは同じ。多分伝えたかったのはそこなんでしょうが…意図が違う方向に…

  • 「赤いきつね」の演出だけが過剰なのでは? という指摘。

涙ぐむ・頬を赤らめる・座り方・手の所作、と女性が女性に突っ込みどころ満載という状況になってしまいました。

④ そもそも性的な意図はない?

  • 擁護派の意見:「寒い冬に温かいものを食べたら、顔が赤くなるのは普通」
  • 「エロ要素を感じるかどうかは見る側の主観」との反論も。
  • 思春期の男子中学生かよ、こんなんで何も感じないわ
  • このCMに性的なモノを感じる奴の方がキモいと思います。
  • 普通CMとしか…。 いちいち少数意見を取り上げなくてもよろしい
  • エロいとかキモいとか素晴らしい感性の持ち主だなw普段から性的な目でしかみれんのだろう。これ見てたら赤いきつねを食べたくなったわ
  • 例のきつねのセンチメートル、どこがどう「クネクネ」なのかマジで分からないので誰か解説してほしい。

一瞬で気持ち悪い、と感じる人がいる一方、このような意見も批判の一方で同じくらい存在しているのも事実。

⑤ イギリスの広告ガイドラインとの関連

マルちゃんの「赤いきつね」アニメCMが女性の描き方に関して炎上している件について、特に性的な表現や不適切な描写が問題視されています。この炎上は、広告における女性の表象が非現実的であり、男性視点に偏っているとの批判が寄せられています。

  • イギリスの広告ガイドラインでは、「若さのシンボル(頬の赤らめ・制服など)を性的に描くことは禁止」とされている、とのこと。日本との認識や基準の違い
  • 今回のCMも「女性の描き方」に関する価値観のズレが炎上の一因と考えられる。

イギリスの広告ガイドラインに関連するポイント

イギリスでは、広告に関する規制は主にAdvertising Standards Authority(ASA)によって管理されています。

ASAのガイドラインには、以下のような重要なポイントがあります。

ASAのガイドライン 今回のポイント
  • 性的表現の適切性: 広告は、性的に挑発的な表現を避けるべきであり、特に未成年者に対して不適切な影響を与える可能性のある内容は禁じられています。
  • 女性の描写: 女性を性的に描写することは、社会的に受け入れられない場合があり、特にその描写が非現実的である場合、視聴者に対して誤解を招く恐れがあります。
  • ステレオタイプの強化: 広告が特定の性別に対するステレオタイプを強化する場合、これも問題視されることがあります。特に、女性を性的な対象として描くことは、社会的な議論を引き起こす要因となります。

このようなガイドラインは、マルちゃんのCMに対する批判と関連しており、特に「女性を性的に描くことが許可されるべきではない」という観点から、炎上の背景にある問題を理解する手助けとなります。

中村ホールデン梨華氏の意見(引用)

広告コンサルタントとして中村ホールデン梨華氏も自身のX(旧Twitter)でコメントを寄せています。

「このCMが炎上したのは、視聴者の間で“女性の描写”に関する価値観のズレがあるから。食事シーンをどこまでリアルに描くか、という問題ともいえる」(中村ホールデン/Xより)

3. まとめ

マルちゃん「赤いきつね」CMの炎上には、「女性の描き方」「オタク的な表現」「男性CMとの違い」などが影響していました。しかし、見る側の感覚によって意見が大きく分かれ、擁護派も多いのが特徴です。「本当にエロいのか?」 という点も含め、議論はしばらく続きそうです。

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