フジテレビでCM継続スポンサー企業一覧!なぜ?差し止めしない理由を調査

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フジテレビはスポンサー企業の広告差し替えや撤退が相次ぎ、大きな話題となっています。その背景には、年末に報じられた中居正広さんの女性問題トラブルが影響しているほか、2025年1月17日に行われたフジテレビ社長の会見に対して「誠意が感じられない」との批判が多く寄せられたことが挙げられます。この一連の出来事により、スポンサー離れが進んでいる状況です。

それでもなお、フジテレビでCM提供を続けているスポンサー企業も存在します。生活に密着した大手企業P&GなどもSNSでは話題に挙がっています。なぜ、こうした企業はフジテレビへの提供を続けているのでしょうか?本記事では、現在もCMを放送し続ける差し替え・差し止めしないスポンサー企業の一覧と、その理由を徹底調査。さらに、他局への切り替えや広告差し替え・差し止めの可能性についても解説します。

フジテレビでCM提供を続けるスポンサー企業一覧

フジテレビで現在もCM提供を続けているスポンサー企業をわかる範囲で以下にまとめました。このリストは、2025年1月22日時点でフジテレビでCMが確認された企業を元に作成しています。(※ただし、一部の企業で後日CM差し替え予定を既に発表している場合や、フジテレビ系列の地方局に提供している場合もある点にご注意ください。)

No.企業名
1ラクス
2Amazon
3P&G
4キンライサー
5メルカリ
6アドバンスト・メディア
7クリスチャンディオール
8コーエーテクモ
9日本郵政
10武田薬品
11タウンハウジング
12トリドール
13マイナビ
14ミューズ
15たおや
16アデランス
17司法書士法人中央事務所
18求人ボックス
19CO-OP共済
20丸亀製麺
21シーライクス
22ニトリ
23フジパン
24チョコザップ(ライザップ)
25SGC
26モッズクリニック
27マイネオ
28シンワ
29賃貸住宅サービス
30リクルート
31らくおう
32at home
33ベリーベスト法律事務所
34シャボン玉せっけん
35世田谷自然食品
36KOWA
37アパマンショップ
38ワタミの宅食
39 ソコカラ
40一建設会社
41en Japan
42日本和装
43セレマ
44いなば
45龍角散
46Y!mobile
47ネスカフェ
49タカラトミー
50ハウス食品
51バンダイナムコ
52ユーキャン
53秀光ビルド
54くらこん
55デアゴスティーニ
56飯田グループホールディングス
57アップル(中古車査定)
58(株)東邦
59kubota
60agoda
61ビットコイン
62SBI損保
63ノーベル
64カープレミア
65ユニクロ
66dinos
67東宝(フジHD株主)
68TCB
69MEGA BIG
70LAVA
71indeed
72東京インテリア
73TCB
74アドバンスト・メディア
75高須クリニック
76ビットフライヤー

冠婚葬祭、けっこう残ってる。

冠婚葬祭の業界では、人生の節目の出来事で損得なイメージではなく「心に響くメッセージ」を届けるために利益を感じにくいテレビCMが、違和感なく効果的になっている可能性があります。

おもちゃ関係の企業も。

おもちゃやホビーに興味を持つ人は主に年齢層が低め、もともとフジテレビや中居正広さんの女性問題トラブルを知らない、興味がない層で関心が薄い子どもたちが主なターゲット層であるため、CMを差し替えずに続けても影響が少ない可能性があります。

任天堂のCM差し替えが発表されたので、今後はドミノ式に差し替えへ傾く可能性も。親世代の反応にかかっていますね。

高齢者関連、宅食、健康食品といった業界も。

高齢者関連、宅食、健康食品といった業界は、比較的「社会貢献度が高い」と見なされる分野であり、批判を受ける可能性が低いです。たとえ批判が起きても、商品の性質上、大きな影響を受けにくいことから、提供を継続する判断がしやすいと考えられます。

断然目立つのは、求人サイト

1月から3月が転職・就職市場のピークである点が挙げられます。新年を迎え、「新しいスタートを切りたい」と考える人が増えるため、広告出稿を継続している可能性もあります。また、フジテレビは視聴者層が幅広く、求人広告においてターゲットとなる年齢層(20代~50代)が多く含まれるため、効果的な訴求が期待できると考えられそうです。

Amazonや暗号資産系の企業もあまり動じていないような…

Amazonや暗号資産系の企業は、デジタルプラットフォームを中心に事業を展開している業界特性によるものと考えられます。

デジタルプラットフォームとは、インターネットを通じて提供されるサービスやアプリケーションの基盤となるシステムや環境のことを指します。配信系のサービスを含む広い概念ともいえます。

なぜスポンサーは提供を続けるのか?その理由を解説

スポンサーがフジテレビでのCM提供を続ける背景には、以下のような理由が考えられます。

  1. 広範な視聴者層へのアプローチ
    フジテレビは全国ネットの影響力が大きく、多様な視聴者層にリーチできる点が魅力です。特にゴールデンタイムの視聴率が安定しているため、広告効果を期待する企業も多いです。
  2. ブランドイメージの維持
    ACジャパンあふれるこの状況を逆手にとって、フジテレビでCMを放送し続けることで、視聴者に対して一貫したブランドメッセージを発信できると考えられています。
  3. 契約上の理由
    一部の企業では、広告代理店やテレビ局との長期契約が理由で提供を継続している場合もあります。契約を早期に解除すると、違約金が発生するケースも考えられます。

CM差し止め、の場合には違約金が発生する可能性があるんです。なのでまずいったん「差し替え」というスタイルをとるスポンサーが多いという状況

高須クリニックの院長のようにむしろ継続宣言する場合も!

ココのポイントは「真実が明らかになるまでは」という文言。真実次第では最終的にどうなるかはわからない!

またベリーベスト法律事務所の酒井将さんが22日までにX(旧ツイッター)を更新。私見を述べています。

「ベリーベスト法律事務所のテレビCMは、主としてB型肝炎給付金請求という国の制度の告知です」と記述。そして「集団予防接種等の際に、注射器が連続使用されたことが原因でB型肝炎ウイルスに持続感染した方々の被害救済のための広告であって、極めて公共性が高いものです。被害者の方々への告知を行き届かせるためにも、安易にAC広告に差し替えるべきではないと考えていることを申し添えます」

引用元:日刊スポーツ ストーリーより

また、別の投稿ではスポンサーとして継続してCM出稿を続けていることに視聴者から批判をうけることも事実とコメントしています。

「CMをAC広告に切り替えたところで、投下した広告費が戻ってくるわけでもなく、広告費用分の損害が発生するだけである」と説明。続けて「フジテレビが損害を補填してくれるわけでもない。ナショナルスポンサーのようにCM費用をドブに捨てられるほどの資金力があるわけではないから、イメージが悪くなるリスクを冒してでも、テレビCMを流さざるを得ないが、そうすると『接待を受けていたのに違いない』などと想定の斜め上からのご指摘を受けたりする」

引用元:日刊スポーツ ストーリーより

CM出稿を続ける場合には、信念をもってしても風評被害にさらされるリスクがある現状の一端を感じる内容でもあります。

フジテレビスポンサー企業 CM差し止め・差し替えが進んだ理由とは?

フジテレビのスポンサー離れが進んでいる背景には以下の要因が挙げられます。

もう周知の事実だけど、おさらい

  • 中居正広さんの女性問題トラブル 年末に報じられた中居正広さんの女性問題トラブルが、フジテレビのイメージ低下につながりました。

  • フジテレビ社長会見への批判 2025年1月17日に行われたフジテレビ社長の会見では、対応に閉鎖的で誠意が感じられないとの批判が多く寄せられました。このため、視聴者やスポンサーの信頼が揺らいだとされています。この後、堰を切ったようにスポンサー企業CM差し替えが進行しました。

  • 調査委員会や第三者による委員会の設置遅れ
    迅速な対応が求められる中での遅れは、問題解決への意欲が感じられないと受け取られることがあり、視聴者やスポンサーの不信感を増幅させる結果に。

  • トラブルに自局社員関与の有無を解明していない
    フジテレビの社員が中居正広さんのトラブルに関与しているかどうかについて、明確な解明が行われていないことも批判の一因です。これにより、視聴者やスポンサーの信頼が揺らいでいます。

  • コンプライアンスの重視
    「コンプライアンス(Compliance)」とは、主に「法令遵守」と訳され、法律や規則、倫理、社会的規範を守ることを指します。企業や組織においては、単に法律を守るだけでなく、社会的に適切な行動を取ることや、ステークホルダー(顧客、従業員、取引先、株主など)の信頼を得るための取り組みも含まれます。この中で、社会的リスクを早期に発見し、適切に対応するリスク管理が働いたとみられます。

  • 不買運動に繋がる懸念を阻止
    企業が迅速に対応しないと消費者からの信頼を失い、その結果として消費者がその企業の商品を買わなくなる(不買運動)が起こる可能性があります。特に製造業などの企業は、消費者の信頼が重要であり、迅速な対応が求められるため、CM差し替えが進んだと考えられます。

顧客の信頼がダイレクトに反映する自動車業界や保険業界のリスク管理対応は特に早かった!

いち早くCM差し替えを発表したフジテレビのスポンサー企業「日本生命」のトップ筒井義信会長は2025年5月から経団連の会長に就任することが内定しています。さっそく采配を揮った形に。

不買運動は企業にとっておそれることのひとつ

もうひとつ、「差し止め」「差し替え」を選んだ理由

「警告」のような役割。フジテレビにまず「差し止め」ACジャパンなど公共広告へ「差し替え」という対応を取って不祥事への取り組みを静観する。状況が変わらない様なら「契約解除」「スポンサー打ち切り」「契約終了」という次段階への匂わせ対応の可能性があります。

テレビ局とスポンサー企業の契約更新は通常、年度末に行われることが多いです。具体的には、2月から3月にかけて契約更新が行われることが一般的です。

この時期にスポンサー企業は次年度の広告戦略を見直し、契約を更新するかどうかを決定します。それまで様子伺いの態度とも取れます。

他局への切り替えや差し替えの可能性は?

1月22日午前中フジテレビの状況は下記のように報道されています。

22日放送の同局系「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)ではCM75本のうち、公益社団法人ACジャパン(以下AC)のCMが65本で約86%を占めた(いずれも関東地区)。

引用元:日刊スポーツ

今後、スポンサーが他局への広告切り替えやCM差し替えを行う可能性については、以下の傾向が見られます。

切り替えや差し替えの可能性
  • 人気番組のある局への移行
    他局で視聴率が高い番組に提供を切り替えることで、より高い広告効果を狙う企業が増えています
  • デジタル広告への移行
    テレビ広告よりもターゲット層を絞り込めるデジタル広告への移行を進める企業も多く、テレビ離れが加速しています。

例に挙げるなら、ドラマも好調、好きなアナウンサーランキングでも上位を占める「TBS」の人気番組などに移行する可能性も否めない…

まとめ:フジテレビの広告提供を巡る今後の動向

フジテレビでCM提供を続けるスポンサー企業は依然として多く存在しますが、一方でスポンサー離れの動きも加速しています。その背景には、視聴率低迷やイメージダウンといった課題があることが分かりました。今後もフジテレビの広告提供動向には注目が集まる状況が続くのは否めず、同局の動向がテレビ業界全体に与える影響を見守る必要があることやあわせて視聴者やスポンサーがどのような判断を下すのか注視していきたいところです。

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