トランプ大統領が2025年10月27日に来日し、羽田空港に到着しました。
滞在中は28日に天皇陛下との会見、首相官邸での日米首脳会談などが予定されており、都心では警備が一段と強化されています。
注目されているのは、その宿泊先ホテルがどこなのか。
2019年訪日時と同じく「パレスホテル東京」注目されていましたが、ホテルで実施している特別厳戒態勢期間がトランプ大統領と一致して最有力とされているのが『ホテルオークラ東京』。その他帝国ホテル東京など“歴代大統領御用達”の候補も挙がっています。
この記事では、トランプ大統領の今回の宿泊先情報と警備状況に加え、歴代アメリカ大統領が来日時に利用したホテル一覧もあわせて徹底解説します。
宿泊ホテルはオークラ東京がほぼ確定!
ホテルオークラ東京はトランプ大統領の来日直前10月25日、公式HP>お知らせにて『政府要人一行』という名称で宿泊のお客様に向けて事前に告知をしています。

政府要人一行来日に際し、下記の期間に以下の通りの特別警戒が警備当局により実施されます。お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
引用元:ホテルオークラ東京公式HP>お知らせ より
また特別警戒態勢期間が来日スケジュールと一致
トランプ大統領のスケジュール
- トランプ大統領の2025年公式来日は「10月27日から29日までの2泊3日」で、29日夕方に日本を離れます。
- 初日(27日):羽田空港到着後、天皇陛下との会見のため皇居へ
- 2日目(28日):高市首相との首脳会談、横須賀米軍基地訪問など
- 3日目(29日):記者会見・共同声明発表や関係機関訪問後、夕刻に出国(韓国へ)
- 今回の滞在は「2泊3日」であり、離日日は「10月29日」と公式発表されています。
今回のホテルオークラ東京における特別警戒態勢期間とまったく一致
来日直後からのSNS投稿とも一致しています。
根拠1:日程の完全一致
特別警戒態勢期間:10月27日(月)〜29日(水)昼頃まで
これは報道各社が伝える「トランプ大統領の来日(27〜29日)」と完全に一致しています。
警備当局による“車両・出入口すべて”の保安検査というのは、国賓・大統領級の宿泊時しか実施されません。

他にこの期間に来日中の“政府要人級(国賓級)”は聞いてない…
根拠2:宿泊階の制限=要人滞在階の封鎖
ホテルオークラ東京には、17階建ての「オークラ ヘリテージウイング」と、41階建ての「オークラ プレステージタワー」の2棟から成り、2つの客室ブランドを展開しています。
プレステージタワー高層エレベーターは、4・6・7階に停止しない。
27階以上を利用のすべてのお客様は5階で乗降。
これはタワー最上層〜スイート階が要人専用で封鎖されていることを意味します。
ホテルオークラ東京のプレステージタワー27階以上には
👉 インペリアルスイート(730㎡)など、まさに大統領クラス向けのフロアが配置されています。
▼プレステージタワースイートとインペリアルスイート(メゾネット)
根拠3:警備体制の強度が異常レベル
- 「敷地内全車両への検査」
- 「全出入口で金属探知機+X線検査」
この徹底ぶりは2023年G7広島のバイデン大統領来日時(ヒルトン広島)と同規模です。
通常の外務省要人訪問ではここまで行いません。
根拠4:地理的条件が最適
- 米国大使館のすぐ裏手(徒歩1分)
- 外務省・首相官邸にも車で3分圏内
という、アメリカ側が最も好む警備・動線条件を満たしています。
歴代の大統領(フォード、レーガン、オバマなど)もすべてオークラを利用。
トランプ氏が2019年にパレスホテルを選んだのは、皇居行事を重視したため。
今回は「米国大使館中心の外交スケジュール」であるため、オークラが再選定された可能性が非常に高いです。
トランプ大統領の随行チームの場合もあり
上記のようなお知らせがホテル側から告知されていても『政府要人一行』がトランプ大統領ご本人を含んでいるとは限りません!
ベセント財務長官、グリア米通商代表などが同行していることが米政府公式発表で明記されています。
米大統領級訪日は「二拠点警備」が基本
通常、大統領本人が泊まるホテルと、随行チーム(閣僚・シークレットサービス・報道官など)が泊まるホテルは別です。
たとえば:
- オバマ大統領(2014年)来日時
→ 本人:ホテルオークラ東京
→ 随行団:ANAインターコンチネンタル東京(同じ赤坂エリア) - トランプ大統領(2019年訪日)
→ 本人:パレスホテル東京
→ 随行チーム:帝国ホテル東京、ペニンシュラ東京に分宿
つまり、オークラが「政府要人一行」と記している場合、
「本人+側近」のどちらにも該当し得ます。

宿泊先ホテルが判明するまで憶測が飛び交うのも人気者だからゆえ。確定するまでは気になりますね。
トランプ大統領の宿泊先ホテルはどこ?
2025年10月27日に来日したトランプ大統領。
羽田空港到着後は、皇居での天皇陛下との会見や、首相官邸での日米首脳会談などが予定されています。
現時点で宿泊先の公式発表はありませんが、最有力候補のひとつは「パレスホテル東京」ともみられています。
パレスホテル東京は皇居の目の前に位置し、外交儀礼に最も適した立地・設備を備えるホテル。2019年訪日時にもトランプ大統領が宿泊した実績があります。
来日直後のSNSではホテルオークラ東京も話題になっています♪
- パレスホテル東京
- 所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1(皇居外苑の目の前)
- 開業年:1961年(2012年に全面リニューアルオープン)
- 階数・客室数:地上23階・地下4階、全290室(うちスイート12室)
- - エグゼクティブスイート … 外交儀礼や首脳級会談でも利用される仕様
- アクセス:
- 東京メトロ「大手町駅」直結(C13b出口)
- JR「東京駅」丸の内北口から徒歩約8分
- 皇居・首相官邸・アメリカ大使館に近く、動線が確保しやすい
- 外交儀礼用のスイートルーム「パレススイート」を完備
- 2019年の来日時にも同ホテルを利用
- 皇居外苑を望む立地で、セキュリティ確保に最適

日本の「外交の御三家ホテル」と呼ばれるのは以下の3つです。
- 帝国ホテル東京(日比谷)
- ホテルオークラ東京(虎ノ門、現・The Okura Tokyo)
- ホテルニューオータニ東京(永田町)
これらはいずれも都心に位置し、500室を超える大型のシティホテルであり、世界各国の要人・大統領・王族の宿泊実績や大規模な国際会議の会場にも選ばれる、日本の最高峰ラグジュアリーホテルです。
歴史、格式、厳重なセキュリティ、宴会・会議施設、日本文化を生かした「おもてなし」が外国賓客にも高く評価されており、日本の外交・迎賓の象徴的存在となっています。
帝国ホテル東京も候補のひとつ
帝国ホテルは1890年創業の由緒ある格式ホテルで、数々の外国首脳や王族が滞在してきた実績があります。
同グループの「帝国ホテル大阪」は、後述の通り2019年G20大阪サミット時にトランプ大統領が宿泊したことが報道で確認されています。
東京にも同系列ホテルがあるため、今回の滞在候補として帝国ホテル東京も十分考えられます。
トランプ大統領が大阪に滞在した際の宿泊先(2019年G20)
トランプ大統領が大阪を訪れた2019年のG20大阪サミットでは、「帝国ホテル大阪」に宿泊したことがメディア報道で明らかになっています。
G20開催期間中(2019年6月27日〜29日)、ホテル周辺は厳重な警備体制が敷かれ、一般の宿泊客や周辺店舗にも制限がかかるほどでした。
帝国ホテル大阪は、サミット会場のインテックス大阪(南港)から比較的アクセスが良く、
桜ノ宮エリアに位置する最高級ホテルとして知られています。
そのため今回の東京滞在でも、同系列の「帝国ホテル東京」が有力候補のひとつに数えられています。
- 帝国ホテル東京
- 所在地:東京都千代田区内幸町1-1-1(日比谷・銀座エリア)
- 開業年:1890年(明治23年)
- 客室数:全701室(本館・タワー館を含む)
- 代表的スイートルーム:
- - インペリアルスイート(約220㎡)
- - ミレニアムスイート(約160㎡)
- アクセス:
- 東京メトロ「日比谷駅」直結
- JR「有楽町駅」から徒歩約5分
ホテルオークラ東京も候補に
「ホテルオークラ東京」は、“和のもてなし”と国際的な信頼を両立した高級ホテルとして知られ、
過去にはオバマ、レーガン、フォードなど歴代アメリカ大統領も宿泊しています。
国賓クラスの受け入れ経験が豊富で、外務省・米大使館からのアクセスも良好な立地です。
- ホテルオークラ東京
- 所在地:東京都港区虎ノ門2-10-4
- 開業年:1962年(2019年に「The Okura Tokyo」として全面リニューアル)
- 客室数:全508室(プレステージタワー・ヘリテージウイングの2棟構成)
- 代表的スイートルーム:
- - インペリアルスイート(約730㎡/国内最大級)
- ヘリテージスイート(約140㎡) - アクセス:
- 東京メトロ「虎ノ門ヒルズ駅」直結
- 「溜池山王駅」から徒歩約5分
歴代アメリカ大統領の宿泊ホテル一覧
アメリカ歴代大統領は、外交儀礼・警備・立地の面から、いずれも都内の一流ホテルに宿泊してきました。
主な宿泊実績を以下にまとめます。
| 大統領名 | 宿泊年 | 主な宿泊ホテル | 備考 |
|---|---|---|---|
| ユリシーズ・グラント | 1879年 | 日光金谷ホテル | 外交友好訪問 |
| ジェラルド・フォード | 1974年 | ホテルオークラ東京 | 日米首脳会談 |
| ジミー・カーター | 1979年 | ホテルオークラ東京 | 初訪日 |
| ロナルド・レーガン | 1983・1986年 | ホテルオークラ東京 | 外交訪問 |
| ジョージ・H・W・ブッシュ | 1989・1992年 | ホテルニューオータニ | 首脳会談(体調不良事件) |
| ビル・クリントン | 1993〜2000年 | 帝国ホテル東京 | 複数回訪日 |
| ジョージ・W・ブッシュ | 2002〜2005年 | ホテルオークラ東京 | 首脳会談 |
| バラク・オバマ | 2009・2014・2016年 | ホテルオークラ東京 | 国賓訪日 |
| ドナルド・トランプ | 2017・2019・2025年? | 帝国ホテル大阪/パレスホテル東京 | 2019年は大阪版あり |
| ジョー・バイデン | 2022・2023年 | ヒルトン広島 | G7サミット宿泊 |
アメリカ大統領の来日時に見られる宿泊傾向まとめ
① 基本は“外交拠点エリア”にある高級ホテル
表を見ると、1970年代以降、港区〜千代田区の官庁街周辺(虎ノ門・霞が関・大手町)に集中しています。
つまり「移動動線(皇居・首相官邸・外務省・米国大使館)」を最優先にした選定です。
▶代表例:
- ホテルオークラ東京 … 外務省・米国大使館の真裏
- パレスホテル東京 … 皇居・官邸・丸の内近接
- 帝国ホテル東京 … 官邸・霞が関・国際フォーラム圏内
📝外交行事は常に「皇居 → 官邸 → 大使館」のトライアングル内で行われるため、
この3ホテルは警備・動線・格式の3点で他を圧倒しています。
② 歴代の“定番ホテル”は実質的に「御三家」で固定化
フォード以降の大統領の多くが、
ホテルオークラ東京/帝国ホテル東京/パレスホテル東京
のいずれかを利用しています。
特にオークラは「外交ホテル」としての歴史が長く、
オバマ、レーガン、カーター、ブッシュ父子など複数大統領が利用。
一方で、近年はパレスホテル東京が台頭し、
2019年・2025年のトランプ大統領来日で主流候補になりました。
★ 傾向変化★
| 時代 | 主流ホテル | 理由 |
|---|---|---|
| 1970〜90年代 | ホテルオークラ東京 | 外交の定番・米大使館至近 |
| 2000年代 | 帝国ホテル東京 | 国際会議・民間外交の中心 |
| 2010年代以降 | パレスホテル東京など今までにない選択肢も | リニューアル後の最新警備設備+皇居近接 |
共通点は「国賓対応+民間外交を両立できる空間」
どのホテルも共通して、
- 大規模な会議室・宴会場
- 機密性の高いスイートフロア
- 外交・報道対応のスペース
を併設しています。
つまり、「公務(公式行事)」と「非公式会談(民間・経済界)」を
同じホテルで完結できることが選定基準です。
SNSの声でも予想!
来日直後の10月27日夕方以降のX(旧Twitter)での投稿で東京のザワ付き具合を確認してみましょう!

警戒すごいのかなーって溜池経由で帰ろう!って帰ってたらちょうどトランプさんオークラ入りのタイミング!すんごいわ。

ザオークラ東京前報道カメラ増えてるけどトランプここ泊まんの?

トランプさん今回宿泊するホテル、恐らくだけどホテルオークラ東京くさいわね。港区の。
ホテル公式がトランプさんの名前こそ出してないけど、要人来日につき厳戒態勢までは分かるけど、ホテルの一部が封鎖されてエレベーター止まらないとかX線検査とかセキュリティ検査が空港なみにチェックされるとか

皇居から近いパレスホテル東京か米国大使館から近いホテルオークラ東京のどちらかだと予想しています
警備と交通影響まとめ
トランプ大統領の来日に伴い、東京都心では警備が強化されています。
羽田空港では10月26日〜29日にかけて展望デッキが一時閉鎖される可能性があるほか、
コインロッカーやゴミ箱の使用も制限されています。
また、大統領専用機「エアフォースワン」の離着陸に伴い、空域制限が実施される場合があり、
一部の羽田発着便で遅延が生じる可能性も報道されています。
皇居や首相官邸周辺では通行止め・車両検問も行われており、
ホテル周辺の車両通行にも制限がかかる場合があります。
ひとことガイド
トランプ大統領の来日で都心の一部が“特別警備モード”に。
羽田空港や皇居周辺へ行く予定がある方は、時間とルートに余裕を持って行動を。
宿泊先の動向は今後も報道で随時更新される見込みです。
まとめ
トランプ大統領の2025年10月来日では、
前回の実績から「パレスホテル東京」と歴代アメリカ大統領の滞在実績が多い「ホテルオークラ東京」が最有力とみられています。
ただし、過去に大阪で宿泊した「帝国ホテル大阪」の系列である帝国ホテル東京も。
いずれも日本を代表する「御三家ホテル」であり、
皇居・首相官邸・米国大使館に近く、セキュリティ・外交儀礼の面で最適な環境を備えています。
来日中は警備強化により、空港・都心エリアで交通規制や混雑が発生する可能性もあるため、
周辺に向かう予定がある方は最新の公式情報を確認しておきましょう。





