江藤拓農水相が「コメは買ったことがない」と発言し、21日に辞表提出となった中、小泉進次郎氏が後任の農林水産大臣とされています。
この記事では、小泉氏がなぜ農水相に抜擢されるのか、政権の思惑や選挙戦略を含めて【7つの理由】に分けてわかりやすく解説します。
📝同じ“2世議員”でも、発言ひとつでここまで明暗が分かれるとは――「コメは買ったことがない」発言で更迭となった江藤拓氏の背景はこちら
江藤拓農相が辞表提出|失言の波紋と政局への影響
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江藤拓農林水産大臣が辞表提出
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江藤氏は「コメは買ったことがない」との発言で国民感情を逆なでし、野党が更迭を求めて追及を強めていました。石破首相は一時続投を示唆したものの、野党が不信任案提出に踏み切る構えを見せたことで、事態の収拾に向けて交代を決断したとみられます。
【速報】小泉進次郎氏が後任有力|なぜ今、進次郎なのか?
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小泉氏はこれまで環境大臣、自民党農林部会長を務めるなど多方面で活躍してきた議員。農政分野でも一定の実績と知名度があり、石破政権の「立て直しの一手」として白羽の矢が立っているとみられます。
小泉進次郎が農水相に抜擢される理由7選!
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① 自民党農林部会長としての改革実績
小泉氏は過去に自民党農林部会長を務め、JAグループを巡る農協改革に関与した実績があります。保守的な農政にメスを入れる役割を果たしてきたことが高く評価されています。
② 環境大臣時代の農業政策経験
農業と環境は密接な関係があります。環境大臣時代には循環型社会、脱炭素農業にも注力し、農業分野への知見も持ち合わせています。
③ 高い知名度
小泉氏は若手政治家の中でも抜群の知名度を持ち、特に若年層・無党派層への影響力が高いとされています。国民の関心を引きやすく、政権のイメージ刷新に即効性がある「顔」として期待されています。

ポエム・名言、など小泉進次郎氏独特の言葉のチョイスも賛否共に注目の的
④ 国民感情を読み取る力
江藤氏の発言が「国民感情の軽視」とされた中、小泉氏は共感を意識したメッセージ力を持つことで知られ、政権のイメージ回復に貢献することが期待されています。
⑤ 石破政権の“刷新感”を演出できる
石破政権としても、失言対応でダメージを受けた以上、「刷新人事」で立て直しを狙う必要があります。江藤農水相の失言による混乱を受けて、政権の安定を図るために、国民からの信頼を得やすい小泉氏を後任に選ぶことで、政権の立て直しを図る狙いがある。
⑥ 野党との対話姿勢を持つ中間派
党内の派閥対立が激しい中、小泉氏は特定の派閥に属さず、野党とも一定の距離感を持っている点がバランス重視の人事として評価されています。
⑦ 夏の衆院選を見据えた人気回復策
6月の都議選、そして解散含みの衆院選が噂される中、小泉進次郎という“人気者”の起用で政権浮揚を狙う意図があると見られています。
小泉進次郎氏と江藤拓の共通点
実は似ている?小泉進次郎と江藤拓の“共通点”3選
① いずれも“2世議員”として政治の道へ
- 江藤氏は元衆議院議員・江藤隆美氏の息子。
- 小泉氏は元首相・小泉純一郎氏の息子。
いずれも強力な地盤を引き継いだ“世襲議員”であり、政治家としての出発点に共通点があります。
② サーフィンが趣味という“海派”の一面も
【地元有志が企画】小泉進次郎氏、サーフィン教室で処理水の安全性アピール 福島・南相馬市https://t.co/9YPXaZExxU
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 3, 2023
「身をもって少しでも福島の海の魅力、そしてこの処理水のことで一部の国内外の人たちからいわれなきこと言われてますけど、全くそんなことないっていうのをお伝えできれば」 pic.twitter.com/kLFD1qHjj2
- 江藤氏は地元・宮崎でのサーフィンを公言しており、長年の趣味として知られています。
地元である宮崎県日向市において、サーフィンの世界大会を誘致するために尽力した経験を持っています。
具体的には、2017年に開催された「VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」の実行委員会に名誉顧問として関与し、この大会の誘致を推進しました。 - 小泉氏も神奈川・三浦でサーフィンを楽しむ姿が報じられ、自然体な政治家像としてアピールされてきました。
意外にも“海好き”という共通のライフスタイルがあります。
2017 VISSLA ISA世界ジュニアサーフィン選手権が、9月23日(土)より日向市お倉ヶ浜海岸を会場として、アジアで初めて開催!宮崎の素晴らしい波で競うトップクラスのジュニア選手達の技を、間近で見ることのできるチャンス。詳しくはhttps://t.co/Q2KP1jtBjQ pic.twitter.com/ihOSNmsCdY
— 宮崎県広報 (@miyazakipref) September 19, 2017

江藤氏は地域おこしの一環として「リラックス・サーフタウン日向プロモーション」などの活動も行っています。これにより、日向市はサーフィンのメッカとしての地位を確立しつつあります。
③ JA(農協)との関係が深い
- 江藤氏はこれまで農水族議員として知られ、地元JAとの結びつきが強いことで有名。
- 一方、小泉氏も自民党農林部会長時代に農協改革に関わり、JA全中の制度改革に携わった過去があります。
方向性は違えど、JAとの関係の深さは共通項と言えます。
まとめ|抜擢は政権延命の“秘策”か
小泉進次郎氏の農水相起用は、単なる人事ではなく、政権の方向性と支持率回復を左右する重要な一手です。
石破首相がどう決断するか、そして野党がどう出るか――今後の政局から目が離せません。
※2025年5月21日時点の報道をもとに構成しています。正式な任命が発表され次第、内容を更新予定です。
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