2025年6月25日、31年にわたって活動してきたTOKIOが、グループの解散を正式発表しました。
突如届いた報告に、ネット上では「なぜ今?」「本当の理由は?」と多くの声が上がっています。
発表文には「信頼をいただくことは難しいと判断した」と明記されており、ファンや関係者への謝罪とともに、長年の活動に自ら終止符を打つ決意が綴られていました。
この記事では、TOKIOの公式コメント全文とともに、解散に至った理由やその背景にある想いを、わかりやすく丁寧に読み解きます。
TOKIO、公式サイトで突然の解散を発表
本文ではその全文内容と、発表に込められた意味を読み解きます。
【TOKIO 解散を発表】https://t.co/neehTFLGfq
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 25, 2025
2025年6月25日、株式会社TOKIOの公式サイトに突如掲載された「グループ解散のお知らせ」。
その文面には、ファンや関係者に向けた丁寧な謝罪とともに、解散の経緯が記されていました。
「グループ『TOKIO』は、本日をもって解散することにいたしました」
公式文では、「信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断した」と記され、続けてファンやスポンサー、福島県など支援してくれた地域の人々への謝意も述べられています。
また、最後には「31年間に渡って関わってくれたすべての皆様に、心から御礼申し上げます」との言葉も。
まさに、区切りを意識した“感謝と決別”の一文となっていました。
株式会社TOKIO 全文
TOKIO解散に関するお知らせ
城島茂、松岡昌宏、国分太一をメンバーとするグループ「TOKIO」は、本日をもって解散することにいたしました。
この度の国分太一によるコンプライアンスに違反する行動により、ご関係の皆様には多大なるご迷惑やご心配をおかけする事態となり、大変重く受け止めております。改めて表心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
そして、このたびメンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ「TOKIO」として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました。
1994年のCDデビュー以来、TOKIOを応援してくださった多くのファンの皆様やご関係の皆様、私たちに活動の機会を与えてくださり支えていただいたメディアの皆様やスポンサー企業の皆様、そして私たちの活動を温かく受け入れていただいた福島県をはじめとした地域の皆様には突然のご報告となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。
今後につきましては、まずはご関係の皆様にお詫びとご挨拶をさせていただきながら、それぞれが自分自身と向き合い、これまでお世話になった皆様に対して貢献させていただくことができるとすれば何なのかを真摯に問い続けていきたいと思います。
最後に、この31年間の長きに渡り、TOKIOに関わっていただいた全ての皆様に、心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
2025年6月25日 TOKIO
引用元:株式会社TOKIO
株式会社TOKIOはいつまで?
なぜ今?TOKIOが「活動継続は難しい」と判断した理由
TOKIO電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド”
— NEWSポストセブン (@news_postseven) June 25, 2025
ミスしたスタッフにもフォローhttps://t.co/3nJbZwPyrJ
「番組の収録の段取りが悪く、収録時間がかなり押してしまった時は『TOKIOを舐めるんじゃねーよ』とスタッフに檄を飛ばした事がある」#TOKIO #TOKIO解散 pic.twitter.com/dKs8sTrPkP
解散に至るまでの経緯と、3人の決断の背景を詳しく追います。
🗓 TOKIO解散に至る経緯(時系列表)
関係者によると、国分の活動休止などの現状を受けて前日24日に城島茂(54)と松岡昌宏(48)が話し合い、解散を決断した。その後活動休止中の国分にも連絡し、国分も承知したという。
引用元:日刊スポーツ
この関係者の証言を踏まえ、TOKIOがどのようなステップで解散に至ったのか、時系列でわかりやすくまとめてみました。
日付 | 出来事 | 内容・補足 |
---|---|---|
2018年4月 | 山口達也、グループ脱退 | 2018年2月に未成年者に対する強制わいせつ容疑で書類送検。同年4月に所属事務所との契約を解除し、TOKIOを脱退。 |
2021年3月末 | 長瀬智也、グループ脱退&芸能界引退 | グループを脱退し、同時にジャニーズ事務所も退所。音楽活動などへの強い意志を持っていたが、芸能界からも一線を退いた。 |
2025年6月20日(金) | 国分太一、無期限の活動休止が発表される | 株式会社TOKIOの代表・城島茂が「コンプライアンス違反が判明」と公式サイトで説明。国分は全レギュラー番組を離脱。 |
2025年6月24日(火) | 城島茂と松岡昌宏が2人で話し合いを行う | 国分の不在を受け、「グループとして継続は難しい」と判断。関係者によると、この日のうちに解散を決断したとされる。 |
同日 | 国分太一にも連絡し、意向を確認 | 解散方針を伝えた上で、国分もこれを承諾。3人の合意によって、グループとしての活動終了が正式に決まる。 |
2025年6月25日(水) | TOKIOの解散を公式サイトで発表 | 「信頼をいただくことは難しいと判断した」とのコメントとともに、31年間のグループ活動に終止符が打たれた。 |

長瀬さんは、長瀬智也さんは現在、バイクレースに参加しています。最近の投稿によると、彼はバイクレースや音楽活動を中心に活動しており、特にバガーレースに力を入れているようです。2024年6月9日には、富士スピードウェイで開催されたMCFAJクラブマンロードレースに出場し、ハーレーのバガーレーサーで競技しました。
最近、意味深発言で久しぶりクローズアップされました。
国分太一さんのタイミングで長瀬智也さんの言葉が意味深です。 pic.twitter.com/c9gU3XBr4I
— 五男 (@abosinoyamada) June 21, 2025

一方、かつて不祥事を起こしてアルコール依存症であることを告白した山口達也さんの近況は…
2024年11月2日に結婚したことを発表しました。彼は一般企業に勤める会社員の方と入籍したと報告しています。この結婚は、彼にとって2度目です!初婚は2008年に元モデルの女性と結婚し、2人の子供をもうけましたが、2016年に離婚しています。そのうちの長男はタレントでデビューして話題に!
山口達也です
— 山口達也 (@yamaguchi_inc) March 22, 2023
よろしくお願いいたしますhttps://t.co/OJ7PCIsR3m
解散の直接的なきっかけと見られているのが、2025年6月20日に発表された国分太一さんの「無期限活動休止」です。
株式会社TOKIOの代表・城島茂さんは、同日に発表された声明で「コンプライアンス違反が判明いたしました」と明かしており、その後、国分さんはレギュラー番組すべてから姿を消しました。
それにより、3人で続けていたグループ活動自体の信頼性や、企業活動への影響も避けられない状況に。
「このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただくことは難しい」
この一文が示す通り、グループとしての信頼を回復することは容易ではなく、「一度、幕を下ろす」ことが最善と判断された可能性が高いです。
過去の脱退やトラブルとは違う「終わり方」
TOKIO解散で「株式会社TOKIO」廃業へ…業務や関係各所との調整終えた後に#TOKIO #TOKIO解散 #株式会社TOKIO廃業https://t.co/kyzMKThVg7
— 日刊スポーツ (@nikkansports) June 25, 2025
山口達也さんの脱退時との違いを比較しながら、法人化の影響についても解説します。
実はTOKIOは、これまでにも困難を経験してきたグループです。
2018年には元メンバー・山口達也さんの不祥事による脱退がありましたが、その際には解散ではなく、4人でグループを継続する選択をしています。
今回との大きな違いは、「株式会社TOKIO」という形でグループが法人化されていたこと。
つまり、会社=グループそのものという形で活動していたため、メンバーの不祥事は、企業の信頼そのものにも直結する状態だったのです。
また、3人での活動には限界があり、メンバー自身が「今の体制では前に進むのは難しい」と判断したことが、今回の解散決定の裏にはあったと見られます。
ファンへの謝罪と感謝の言葉ににじむ本音
この5人が揃った姿はもう見れないのか…❤️💜💙💛💚←メンバーカラー
— 💜❤️Nami💙✨✨ (@Nami03_30) June 25, 2025
ライブ行きたかったな🎵
#長瀬智也#松岡昌宏#国分太一#山口達也#城島茂#TOKIO❤️💜💙💛💚 pic.twitter.com/GaT0EMT8DI
コメント全文の中に込められた“ありがとう”と“けじめ”の思いに迫ります。今回の発表では、ファンや関係者への謝罪とともに、深い感謝の言葉が丁寧に綴られています。
「福島県をはじめとした地域の皆様には突然のご報告となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」
震災後、福島とのつながりを大切にし、復興支援に力を注いできたTOKIO。
その活動は「アイドル」という枠を超え、日本全国から信頼される存在となっていました。
だからこそ、TOKIOという名前を背負いながら活動するには、“自分たちの信頼が保たれている”という確信が必要だった。
それをメンバー全員で確認し合い、解散という答えに至ったことが、公式文面から読み取れます。
SNSの声
解散発表を受けて、X(旧Twitter)などSNS上では、驚きや悲しみの声、そして31年間の活動への感謝が数多く寄せられています。
実際にどのような反応があったのか、代表的な投稿を紹介します。

福島や農業に携わった人の「ありがとう」の声はしみますね、残念です。
まとめ|TOKIOは解散、でも思い出と功績は永遠に
🎯結論としての「本当のワケ」
“信頼”を軸にグループを成り立たせてきたTOKIOにとって、それが揺らいだ今、「名乗り続けること」が逆に不誠実だと判断したから
TOKIOというグループは解散となりましたが、その31年間が日本の音楽・テレビ・地域貢献にもたらした影響は計り知れません。
- CDデビューから始まった音楽活動
- 『鉄腕DASH』を通じた農業や自然との関わり
- 福島への支援と寄り添い続けた姿勢
こうした功績は、これからも人々の記憶に残り続けるはずです。
今後のメンバー個人の活動は未定とされていますが、解散の節目を経て、それぞれが「何を返していけるか」を考え続けていくとコメントされています。
解散は「終わり」ではなく、それぞれの人生における「区切り」なのかもしれません。
不祥事により2人のメンバーがグループを去った現実を踏まえつつも、残った3人がこれからどんな道を歩んでいくのか――。
私たちはその姿を見守り、またどこかで応援できる日を待ちたいと思います。