保護者会に来ない親!仕事で行けないは言い訳?吊し上げの体験談!

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新学期が始まり、折々に保護者会や懇親会が行われて参加する時にふと「いつも保護者会に来ない親いるなー」と気付いたりすることがあります。よく出席する親からすると釈然としない気持ちになる人もいるでしょう。今回は保護者会に来ない親の理由の一つ、仕事で行けないは言い訳?来ないことがきっかけで吊し上げの体験談があるか、まとめました。

保護者会に来ない親!ってどんな親?

保護者会に来ない親は実際に一定数どこの学校でも存在しています。家庭で介護や看病の事情以外で保護者会に来ない親はどんな人たちでしょう。「仕事で行けない」が理由の場合で考察します。

  • 仕事が忙しい親
  • 保護者会が苦手な親
  • 保護者会に興味がない親

やむを得ない場合と自発的な場合があるみたい!

「仕事で行けない」言い訳の中身の理由や背景は?

本来なら子供に関わる保護者会なので出席がスムーズな流れですが、保護者会を欠席するという選択をするには理由があるからです。それぞれの親のタイプで考えます。

①仕事が休めない親

子供が乳児・幼児の頃は家庭に入って育児に専念していても、産休・育休を取っていた人は期限がきたら仕事に戻らねばならず、また専業だった人も今時は手が少し離れたタイミングで職探し、またはパートやアルバイト、派遣などの契約社員といろんな形態で新たな環境に身を置く親は増えます。

父親も母親も平日は働く家庭は増えましたが、保護者会はだいたいが今でも平日の午後だったりします。子供のお迎えに合わせて働く母親の場合、仕事終わりにかかる一番忙しい時間帯…。

復帰しても新たに就業しても、だからこそ再び働き始めたばかりの環境で「子どもの都合」で休み・早退の申請はしづらいものです。働く姿勢を問われがちな視線を感じる職場もあるでしょう。出席したい気持ちはあるのに本当に忙しい、もしくは休みを言い出せる雰囲気ではない職場に就いているため来ないことは申し訳ないと思っている親

②保護者会が苦手な親

出席が多くても内心では保護者会をおっくうに思っている親は多いです。その中で自分の気持ちや付き合いの負担をコントロールするための自衛策として保護者会は行かない、としている親。

例えば次のように考える人も。地域の学校であれば顔見知りもいてママ友との付き合い等もあり、本音は負担に思いながら子供のためと思い直し出掛ける親もいる現実です。

「保護者会に、ご近所づきあいも絡む。行事だけ参加して、いいとこどりしていると言われそうで怖い。同調圧力を感じ、今年は何かしらやらざるを得ない。負担感が大きいですね」

引用元:AERA.dotより

手が離れたことをきっかけに働き始めるのも「仕事で行けない」に状況に身を置き、本当の理由になるので、当たり障りがないうえにご近所つきあいにも角が立たちづらい形です。

③保護者会に興味がない親

子供と担任の先生との状況が把握出来れば保護者会に特段の必要性を感じていない親。おおよそ保護者会は授業参観とセットが多いのですが、授業参観などの学校行事には出席で見かけるが保護者会には参加しないタイプの親。

この場合の「仕事で行けない」は仕事を抜けてきて戻る、シフト勤務等で参観の後に出勤する人になるので、出来る範囲で時間の調整をしている様子が伺えます。我が子の成長や学校の様子まで無関心というわけではありません

保護者会に来ない親が吊し上げにあう体験談とは?

理由が何であれ、結果として保護者会に来ない親と出席する親とではコミュニケーション不足が出てくるのは仕方がないことです。子供や親とのかかわりで誤解やトラブルがあった時、自分側の説明を持つ時間や機会もないのですから勝手なマイナスイメージを持たれてもおかしくない状況です。

吊し上げにあったという体験談はあります。しかし、吊し上げにあった、というエピソードに関しては出席しない理由だけではありませんでした。他に多様なパターンが存在します。

実際に体験した方々のエピソードは、他の人々にとっても参考になることがあります。困難な立場に立った時も冷静に落ち着いて対処することが大事です。そして大勢に囲まれたことで自分だけが悪かったと思い悩まないようにすることが乗り切る一案でもあります。

ボスママの誘いを断った・意見を唱えた

自分の意見に賛同しなかったり、意に反した行動をとる人に敵意や孤立、排除するような環境を作りたがる人は存在します。

仕事が忙しくなって、仲良くなったママ友グループのお誘いを断り続けていたら。保護者会で途中で園の係を放棄したと、いきなりグループのボスママが発言し、私はつるし上げに。

引用元:BRAVA

ボスママ、と言われるような人は独特な威圧感を持っていると同時に社交的でもあります。従う人を巻き込み大勢でプレッシャーをかけます。こういう人は必ずいる、と思い子供の成長とともにかかわりがなくなる人と割り切って対処し、必要以上に傷つくのはやめましょう。

来ない親を「逃げ得」で不公平と思われた

保護者会の出席率が高い雰囲気の学校だったり、高学年に上がるにしたがって委員や役員を経験した保護者が増えていく環境だと、いつまでも来ないで何もしていない場合に不公平と思われがちです。

子供が学校に在籍する年月の間で自分の仕事と照らし合わせ、何学年の時なら保護者会や学校活動に関わりやすいか想像をめぐらせて、その学年の時に集中して出来る時にやっておく、ということも出来るなら不公平な印象を持たれずに穏便にすごせる可能性もあります。

その年その年をやり過ごすのではなく、先回りして学校生活の期間の中で親としての自分が稼働しやすい子供の学年を見極めておくこともおすすめです。

家庭の事情を共感・理解してもらえない

小さい兄弟姉妹の育児であったり、親の介護、看病をこなしているのに保護者会に来ない理由で吊し上げに合うのはつらいことです。状況を説明する場も持てないと理解や共感をしてもらうことは難しいです。

普段から地域のかかわりを代わりに持っておきましょう。近所、自治体と連携しているケアマネージャーや地域の民生委員や児童委員に日ごろから相談したり、アドバイスを受けておくのも周囲に理解してもらいやすいです。

遠慮せず提供されているサービスを頼り、周囲の地域が介護している状況を認識できていると保護者会でも来ない理由を理解、共感してくれる人が出てくる可能性があります。孤独に世話をしないことが大事です。

保護者会に来ない親の吊し上げにならない周囲への対策は?

保護者会に一度も来ない、めったに来ないということになると、委員をして毎回出席しなければならない立場の親、意義を感じて頻繁に保護者会に出席する親からすると心象が良くないことになっても仕方ない状況です。

しかし孤立すると、そもそも子供のクラスにおいての保護者会なのでなにがきっかけで子供に影響があるかわからないのも親の立場なら想像できます。いくら毎回仕事で行かない結論を出しても、理由があって保護者会を避けている場合でも、どちらも出来る範囲で関わる気持ちがあるリアクションは取っておきましょう。対策としては次が挙げられます。

①学級のグループLINEがあるなら入っておく
②保護者会は欠席しても協力できることがあれば声をかけてください、と言葉を添えておく
③先生に欠席を伝える返事でも丁寧に状況を説明したコメントを残して提出する
④保護者会はムリでも、週末に催しが多い学校行事には積極的に参加して顔を覚えてもらう

まかせっきりや丸投げにする気はないこと、が現れる行動で心象を良くもってもらう働きかけをしておくといいですね。積み重ねがトラブル回避の種まきに。

保護者会に来ない親のメリットとは?

保護者会に来ない親が一定数いることはそれなりにメリットもあると考えます。

保護者会に来ない親のメリット

保護者会に来ないことでいろんなペースを保てるメリットがあります。来ない保護者はこの点を重んじている場合もありそうです。

  • 時間のペースを保てる…仕事を保護者会の件で時間を割かなくて済む。家庭や家事、自分の時間を確保。
  • 精神的なペースを守れる…出席することで噂話を耳にしたり誤解を招くような行動がおきないので学校行事や人間関係のストレスを回避できる。
  • 行動のペースを守れる…他の保護者との交流がない分、誘われることもないので自分の思う学校との関わり方で行動がとれる

保護者会に出席する側にしても、いろんな心配から憂鬱な気分になってしまう親もいるようです。負担になりすぎるようなら適度な距離感を保てるように保護者会出席の回数を減らしてみるのも一案です。

保護者会に来ない親のデメリット

保護者会に来ないと第三者の目から見る我が子の姿がわかりません。子供、先生と連携が取れていてもそこに満足せず学校の子供の様子が把握できる対策を日ごろから行う必要がありそうです。このようなSNSの投稿を見かけます。

先生方でも感じている方はいるようです。

この様な事態を招くのは保護者会に行かないことで親としての行動が完結しているからでしょう。保護者会に来ない親、と思われる自覚をもって他の保護者や学校と繋がる何かをつくっておく環境に積極的である心持ちは大事ですね。

まとめ

保護者会は子供のために先生や親が集まり、子供の学校生活の状況を理解したり、より良くするための話し合いの場です。いろんな考えの親がいるので皆が毎回出席できる環境は皆無です。その分、来ない親も来れない親も、代わりに動いている親が存在することを念頭に置いて欠席の代わりに出来ることを模索する気持ちを忘れてはいけないですね。バランスを取りながら家庭や自分なりの方針の元に関わっていくことが大切です。

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