こちらでは、ドラマ「モンスター」の全話あらすじネタバレと次回の予告を徹底解説します。2024年10月から毎週月曜日の夜10時に放送されるこのドラマは、型破りな弁護士・神波亮子(趣里)が繰り広げる法廷闘争を描いた異色のリーガル・エンターテインメントです。
亮子さん、毎回服装や行動がパートナーを組む同僚の杉浦にとって想定外なんだけどドラマはどんな展開になるの？」
確かにいつも明快に解決っていうよりむしろモヤモヤが残る連続で面白いドラマですよね
各話の見どころやキャストの魅力を余すところなくお届けしますので、ぜひ最後まで読んで楽しんでいただきたいと思います。
「モンスター」全話あらすじネタバレ＆次回予告
概要: 「モンスター」は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子（趣里）が、法廷闘争に立ち向かう異色のリーガル・エンターテインメントです！
注意: 本記事では著作権に配慮し、一部のセリフや詳細を省略しています。ご了承ください。
10/14「モンスター」第1話のあらすじ
放送日: 2024年10月14日（月）夜10時
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【悪意の所在】
神波亮子（趣里）は、大草圭子（YOU）が所長を務める「大草圭子法律事務所」にて自殺教唆の罪で起訴されている案件のミーティングの最中に突然現れ、「弁護士をやってみることにした」と言い出します。装いに弁護士らしさもなく、素性もわからない亮子に、東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘（ジェシー）は戸惑いますが、大草はなぜか亮子をあっさりと受け入れ「今日から新しい仲間」と杉浦やパラリーガルのメンバーに亮子を紹介します。
亮子は、杉浦が複雑で難しそうなので断るつもりであったその自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼（萩原利久）の弁護に立候補します。塩屋は交際相手の川野紗江（藤吉夏鈴）に「死ね」とメッセージを送ったとされており、彼女はカウンセラーの梅本ますみ（美波）の元に通うほど精神を病んでいました。
亮子は到底弁護士とは思えない風貌と服装、資料は何一つ持たずに塩屋遼のもとへ接見に行きます。本当は自分が死のうと思っていたこと、LINEでメッセージを送った後、謝罪の電話をかけていること、紗江の仕事が忙しすぎて最近はあってはいなかったこと、を話をします。その後、亮子と杉浦には紗江の上司や実家に話を聞きに行きますが、彼らは亮子の言葉に耳を傾けません。八方ふさがりになった亮子は想定外の行動に出ます。
亮子は清掃のバイト員となって紗江の会社「東城エステート」に侵入。普段の会社の様子を観察、その中で亡くなった紗江の机を意味深に見つめる女子社員を見つけます。実はその女子社員、紗江の上司にセクハラパワハラを過去に受けていたこと、被害がなくなったと思ったらターゲットが自分ではなく紗江に移ったからだと認識していたことを亮子に告白します。
亮子は仲間を使って定時に帰るのにいつも眠そうな社員が定時以降、場所を変えて民間のワーキングスペースで残業をしていることを押さえます。上司の過去のセクハラ、巧妙な過剰労働隠しによるパワハラに自殺の原因があると特定した亮子は見事裁判を務め上げ、紗江の恋人・遼の無実と上司の過剰労働手段訴訟を別件で立ち上げていずれの裁判も勝訴でおさめます。
世の中も法律事務所も紗江の事件は解決したという空気の中、亮子は紗江のカウンセリングをしていた心理カウンセラー梅本ますみの元へ訪れます。実は紗江がトラックに身を投じる直前最後にスマホで話をしていた相手。
亮子：「(カウンセラーの梅本に向かって)かける言葉によってはクライアントは壊れてしまう(リフレインで梅本に念押し。)あの日、紗江さんから電話があった時、あなた、その言葉でスイッチを押したんじゃないですか？？紗江さんが壊れるように最後の引き金を引いた…」
どうしてそんなことをしないといけないのかとすまして問う梅本に「さあ？」おどけて応じる亮子。証拠はあるのか尋ねる梅本に、ないから法廷にあげなかった旨を伝え「…人殺し」と言い放ち、その場を立ち去っていきます。
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あの時
「もう頑張れない…」と話す紗江に梅本がかけた言葉は
梅本：「大丈夫。まだ紗江さんなら頑張れる。頑張ってよ」
スマホ越しにトラックにぶつかる音を聞いた梅本の口元はほほ笑んでいた。
果たして趣里の『人殺し』というセリフ、その言葉を聞いて残されたカウンセラー梅本の顔はどんな表情をしていたのか。この回の真のモンスターが誰か問題を提起して終了。
- 亮子の弁護士としては型破りな行動
①掃除婦になり潜入捜査
②ハッカー筋の仲間を使いSNSを利用し事件を煽り
→世間へ裁判への注目を誘う情報操作 - 法廷での緊迫したシーン
- 亮子と杉浦のこれからを予感させる関係性
- 大学も大学院も行っていない亮子は高校3年生で弁護士登録済
10/21「モンスター」第2話のあらすじ
第2話では、神波亮子（趣里）が新たな依頼人の弁護に挑みます。彼女の型破りな手法と冷静な判断力が再び試されるエピソードです。「なえなの」さんゲストです
ある日、法律事務所の元へライブに出禁になったことを相談に来た熱心な女性アイドルグループ『ハッピー☆ラビット』ファンの男性・寺田さん(本多力)。彼の推しはセンターのシホ。話を聞いて適当にあしらった杉浦であったが、後日、そのシホが作詞したという新曲の盗作騒ぎに事務所が関わることに。シホが以前所属してた事務所に『ハッピー☆ラビット』が出した新曲の歌詞は盗作だと訴えられた！と、シホが在籍する現・所属事務所社長に泣きつかれて弁護を依頼される。面倒くさい、勝ち目のない案件と判断した杉浦は断ろうとするが亮子は二つ返事で引き受ける。
証拠がない、というシホの弁護に協力者を探す亮子。デビュー当時からファンの男性寺田さんに目を付け、彼にシホを勝訴させる、と信頼を得るためにある誠意を寺田さんに見せたことからいろんな話をきける人物を紹介してもらった。事務所を辞めたスタッフ、シホの故郷、証拠固めに奔走する亮子。
実は4年も前にシホ自身が本当に作詞をしていたことが判明するが、それは『ブス』として扱われていた高校生時代のこと。作詞を証明するためには高校卒業後上京して、整形したことがバレることを恐れたシホは本当のことを主張するより捨てた過去を掘り起こされることを拒み、謝罪会見を亮子と杉浦に提案する。
法廷の日。前所属事務所が歌詞の盗作を主張する中、亮子は原告のプロディーサーに問いかける。
亮子：「歌詞に出てくる風景は想像ですか？実際に見たものですか？」
原告：「想像です」
その発言をもとに亮子は新しい証拠資料を裁判官に提出。それはシホの故郷の様々な景色画像であった。
亮子：「この景色を見てシホさんは実際に歌詞を書きました。歌詞に出てくる風見鶏は3年前に撤去されています。ということはシホさんが詩を書いたのは３年以上前、と立証できます」と勝訴を勝ち取る結果を得ます。
裁判後、お礼を伝えるシホに亮子は
「整形の問題は先送りになっただけ。」
シホはその後も精力的に活動を続けている。卒業アルバムに書かれた過去の自分の言葉に励まされながら、一方心の中にいつかバレるのではないか、と思われる不安を抱えつつ。
モンスターは生きているものだけに限るのか、常識や概念というものにも該当するのかを提起して終了。
- シホを通してアイドルになるまでの覚悟となった後も続いていく葛藤
- 杉浦の成長と亮子との関係性の変化
- 協力者に信頼を得るため手段を択ばない亮子の姿勢(今回はアイドルシホの完コピ)
10/28「モンスター」第3話あらすじ
第3話では、神波亮子（趣里）がまたまた難題っぽい新たな依頼を受けます。
3話予告
華麗なる一族の妻が経歴詐称した男の精子提供で妊娠してしまい、エリート夫は秘密保持のためにその男を訴えます。亮子はこの示談交渉を担当することになりますが、妊娠には大きな秘密が隠されているようで…。
3話本編あらすじ＆ねたばれ
五条グループというセレブ一家の一員である五条和彦（渋谷謙人）とその妻・亜佐美（佐津川愛美）が、神波亮子（趣里）のもとを訪れます。和彦は無精子症であることから、匿名で精子提供を受けたが、その提供者が経歴詐称をしていたことが発覚。
別の女性が訴えを起こしたため、和彦は、かりにも五条グループという一流の家庭がこの経歴詐称をしていた精子提供者とかかわっていたことがバレるのは恥だ、これ以上マスコミが騒ぎ立てて矛先が五条家にまで及ばないよう、亮子にその提供者を弁護してもらい、示談で早期解決してほしいと依頼します。
亮子はこの案件を杉浦義弘（ジェシー）に一任し、杉浦は提供者である健太（佐藤寛太）に会い、示談を持ちかけますが、健太はこれを拒否。さらに、原告の長岡茜（吉本実憂）は健太が経歴を偽っていたことに気づいていたと主張します。亮子もまた、茜の言動に違和感を覚え、城野尊（中川翼）に調査を依頼。茜の意外な素顔が明らかになります。
一方、和彦の独断で中絶手術を受けざるを得なかった亜佐美は、どうしても子供を産みたいと強く願っていました。亜佐美はこれまで隠してきた秘密を夫と神波亮子に打ち明けることに決めます。
実は亜佐美のお腹の子は精子提供者のものではなく、亜佐美が昔付き合っていた売れない画家で芽が出ないまま亡くなった元カレの精子であった。本来なら死亡した人の精子は破棄しなければならないが、元カレの友人であった医師に受精を依頼していたのだ。そのことは夫の五条には秘密にして出産するつもりであったが、神波亮子にはすでに把握されていた。その行為自体に神波は肯定も否定もしなかった。ただ、経歴詐称で訴えられている健太の裁判は傍聴に来るべきだ、「(赤ちゃんを産んで五条家のもとで今後も)お幸せに」と何か含みを感じる言葉を残して五条家を後にします。
裁判が始まると、茜は精子提供者という役割であった健太に好意を持つようになっていたことが判明。健太と茜は相思相愛であった。茜の夫に関係を疑われ、離婚はされたくなかったので、ただの精子提供者としての付き合いだったことを証明するためだけ、のために裁判を起こしていたことがわかりました。
お互いを本当は思いあっていた原告と被告の裁判を傍聴に来た亜佐美は、自分の環境、今後の自分と五条の展望に思いを巡らし、いたたまれないところに腹痛を感じ傍聴席を後に。結局、流産となった。
のちに亜佐美は、神波に流産したこと、五条との愛のない生活を続けること自体が失敗だから、と離婚を申し出たこと。五条が無精子病であることは恥だからばらさないことを条件に5億の慰謝料を得て離婚したこと、今までの生活と決別をしたことを報告します。神波は「(慰謝料の額の)０がいっこ足りない」と言いながら「お幸せに」とほほ笑み亜佐美のもとから自分の帰る場所へ戻っていきました。
- 亮子の型破りな弁護士としての新たな手腕
- 妊娠にまつわる秘密の解明
- 依頼人との緊迫したやり取り
11/4「モンスター」第4話あらすじ
4話予告
名門として知られる大学のサッカー部で、体罰が横行しているという記事が週刊誌に掲載される。しかも、部員Aと名乗る人物による匿名の告発とあって部内は騒然。杉浦（ジェシー）の高校の同級生でサッカー部コーチの甘利弘樹（佐野岳）が、亮子（趣里）に相談したいと事務所にやって来る。ところが時を同じくして、部員たちが動画配信を開始。これまでの厳しい練習の数々は体罰だったとし、損害賠償を求めて大学を提訴するという。理事長は、裁判に向けてサッカー部に体罰がなかったことを証明し、さらに週刊誌にリークした部員も特定してほしいと亮子に依頼する。
集団訴訟を起こしたのは神宮寺和也（夏生大湖）をはじめとする3年生の部員たち。しかし唯一、プロ候補のゴールキーパー・武田大樹（本田響矢）だけは参加しておらず、亮子と杉浦が聞いたところによると、武田は入学金や授業料を免除されたスポーツ特待生だという。つまり、大学側が不利になることは言えない。サッカー部の実態を知りたい亮子は、杉浦を連れてなぜか街コンへ潜入し…
そもそも体罰の基準とは何なのか——。さまざまな証言が飛び出し、杉浦が困惑するなか、亮子は元サッカー部員で、高校時代に武田と神宮寺のチームメイトだった古賀勇作（大知）に2人の過去の因縁に関して話を聞き出す。
引用元：モンスターHP STORYより
佐野岳さん、懐かしい！2013年に放送放送された「仮面ライダー鎧武／ガイム」で主演されたライダー出身のイケメン俳優さんですね。放送がさらに楽しみです。
4話本編あらすじ＆ネタバレ
名門として知られる大学のサッカー部で、体罰が横行しているという記事が週刊誌に掲載され部内は騒然とします。しかも、部員Aと名乗る人物による匿名の告発であることが騒ぎをさらにおおきくすることに。サッカー部コーチの甘利弘樹（佐野岳）が、亮子に相談したいと事務所にやって来ます。 甘利は杉浦（ジェシー）の高校の同級生でした。
ところが同じ頃、部員たちが動画配信を開始。これまでの厳しい練習の数々は体罰だったとして、損害賠償を要求し大学を提訴するという。元サッカー部員であり、現在は大学の理事長である本田（本田響矢）は、裁判に向けて①サッカー部に体罰がなかったことを証明②週刊誌にリークした部員も特定してほしい、２つのことを亮子に依頼します。
集団訴訟を起こしたのは神宮寺和也（夏生大湖）をはじめとする3年生の部員たち。しかし唯一、プロ候補のゴールキーパー・武田大樹（本田響矢）だけは参加していませんでした。武田は入学金や授業料を免除されたスポーツ特待生だからです。つまり、大学側が不利になることは言えない…。サッカー部の実態を知るために亮子は、杉浦を連れて街コンへ潜入して探りを入れます。
そもそも体罰の基準とは何なのか。さまざまな証言が飛び出すなか、亮子は元サッカー部員で、高校時代に武田と神宮寺のチームメイトだった古賀勇作（大知）に2人の過去の因縁に関して話を聞き出すことに。亮子はその証言を基に裁判での戦略を練ります。最終的に、亮子は裁判でサッカー部の体罰が事実であったことを証明し、部員たちの損害賠償請求を勝ち取ります。
裁判終了後、理事長室で話をする中で大学側に『結局、部員Aの特定は…？』と問われた神波が「そんなこと、どーーでもいいこと。それより得になりそうとか刺激的だというだけで群がったり、ただ流されて、皆と同じ空気に乗っかってるだけなのに世の中を動かした気になる。（リークしたことよりも）そっちの方がはるかに愚かなこと」と説くのです。
理事長室を出て練習しているサッカー部員の姿をグラウンド脇で眺める神波と杉浦。「そうはいってもこの中にいるかもしれないんですよね、リークした人が…」と呟く杉浦には無言の神波。意味ありげな視線をコーチの甘利に目を向けている。振り返った甘利と目が合うが神波の口元の片方が少し上がったかと思うと同時に踵を返しサッカー場を後にしていく。
亮子の弁護士としての手腕と、サッカー部の体罰問題に立ち向かう姿だけでなく、真に意味のある行動を取ることの重要性を問題として提起して終了。
11/11「モンスター」第5話「信じたいもの」あらすじ
5話予告
ドラマ「モンスター」の第5話予告。
アメリカの有名な資産家の娘・サトウエマ（秋元才加）が、日本の病院を提訴したいと亮子（趣里）を頼って来日する。エマの亡き父・マサル（石橋凌）はアメリカでがんを患い、現地で抗がん剤治療を受けていたが、その合間に、日本のあるクリニックが海外の富裕層向けに作った医療ツアーに参加したという。しかし、高額な費用をかけて臨んだ治療に効果はなく、それどころか、帰国したマサルは絶望のあまり、すべての治療を拒否するようになり、呆気なく亡くなってしまった。エマは、クリニックがインチキな治療をしたことで父を死に追いやったことを証明してほしいと亮子に依頼する。
亮子の調査によると、マサルが治療を受けた岡本プレミアクリニックは、もともと地域に根差した総合病院だったが、経営難を理由に前院長の息子・岡本久嗣（阿南健治）が富裕層向けの病院に改革。結果的に大成功を収めたのだという。しかし、消化器外科の専門医である久嗣にそこまでの経営手腕があるとは考えにくく、亮子が何とか実態を探ろうとクリニックの前で考えあぐねていると、突然、杉浦（ジェシー）が極度の腹痛を訴え、2人は思わぬ形で敵陣への潜入に成功する。
やがて、提訴に踏み切るだけの材料を集めた亮子は、エマ同席のもと、クリニックの顧問弁護士と対峙。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は相手方の弁護士の態度にどこか違和感を覚える。
引用元：モンスターHP STORYより
数日後、事務所にやってきた相手方の代わりの弁護士は…亮子の父親で12年間失踪中の粒来春明（古田新太）だった！？
ここでやっとチラチラ登場していた謎の男性・古田新太さんがからんできそうですね。わーい、やっと神波さんとの関係が見えてきそうです。
5話本編あらすじ＆ネタバレ
岡本病院を辞めて別の病院で働いている看護師に話を聞きに行く亮子。地域に根差した中堅の病院だったが前院長の息子でJr.と陰で看護師達に呼ばれていた息子・岡本久嗣（阿南健治）が親の思いを裏切る形で富裕層向けの代替医療を中心にしたクリニックに変えてしまったと話す。前院長が去ったと同時に息子の方針に納得できないドクターや看護師は大体やめたが賛同してついていった数人の関係者はみんな銭ゲバだから今は連絡など取っていない、と亮子に吐き捨てるように事情を話してくれた看護師。新しく変貌した「岡本プレミアクリニック」についていった数人の看護師の中に入院中の杉浦を担当している梶田素子がいた。事情を知らない入院中の杉浦は世話をしている梶田になぜこのクリニックで働いているのか問いていた。「いろいろな治療の形を経験してみたかったので」と答える梶田。ついでに聞いた質問で杉浦は追い出される形で前院長は老人施設で嘱託医をしていることを梶田から情報を得ることができた。
亮子は前院長に話を聞きに老人ホームに向かった。『岡本病院』の経営については医師としての理念を何度も伝えたが息子には通じず、話は平行線で終わり折り合いはつかなかったことを知る。今回の依頼主が損害賠償で訴えたいという「岡本プレミアクリニック」の治療で、亡くなった父親マサルが受けていたものは「Ｐ２カクテル」という免疫力を高めると言われるワフネースという花から抽出したものを使った代替医療。事務所に訪れた原告のエマに①岡本プレミアクリニックが出来た経緯②Ｐ２カクテルが科学的根拠に乏しいことなど、の訴えるに足る条件が揃ったので提訴に進みます、と亮子は進言しました。その夜、一度来てみたかったと立ち飲み居酒屋に亮子を誘ったエマ。雑談をしながら父は厳しいが信念がありそのようなクールな姿勢を尊敬していた、家族は父と二人だけ。世界中を飛び回っていたのでよくある父と子の関係じゃないのは分かる。でもよくある父と子の関係がどんな感じかは分からない。と父の姿を語り「亮子、家族は？」と尋ねる。「私も母親はいないし、よくある父と娘の関係じゃないんで。」と答え串カツを意味ありげに食べる亮子。
帰り道、父の顔は映らないが小さい頃の自分と父を思い出しながら歩いている亮子。父親の法廷での姿に憧れ、父の真似をして机に向かい六法全書を開いたり、父親とオセロをしていた風景を反芻している。思い出の中でオセロを白にたくさん変えて内心喜んでいる亮子を前に、容赦なく次の一手でオセロ盤を一気に黒に変えていく父の姿を思い出したところで亮子の顔が変わる。
後日、エマ同席のもと、クリニックの顧問弁護士と対峙。終始優勢で話し合いを進めるが、亮子は相手方の弁護士の態度にどこか違和感を覚える。大草所長にその旨を報告しながらその違和感を「何か嫌な感じしかしない…」と話しながら父とのオセロを脳裏に思い出しているところに、突然の大草法律事務所に訪問者。それは亮子の前に現れた父親で12年間失踪中の粒来春明（古田新太）。亮子が担当する被告側「岡本プレミアクリニック」を弁護するという。実質の親子対決になるが、亮子は戸惑うことなく了承。粒来も軽い感じの挨拶で帰っていった。何かどこかおかしい二人。大草所長も粒来と旧知の仲の様子。
11/18「モンスター」第6話あらすじ
6話予告
亮子（趣里）と粒来（古田新太）は12年ぶりに再会を果たすが、同時に、原告と被告それぞれの代理人として法廷で争うことに。杉浦（ジェシー）は、複雑な親子関係の2人が対決することに不安を覚えるが、当の本人はそんな心配など意に介さず、むしろ父親との対決を楽しみにしている様子。とはいえ、相手は百戦錬磨の最強弁護士。その手の内をよく知る亮子は、岡本プレミアクリニックが、原告であるサトウエマ（秋元才加）の父・マサル（石橋凌）に施した治療が適切だったか否かを証明するのは難しいと考える。
そこで、マサルの死後、多額の遺産を受け取った看護師の梶田素子（島田桃依）を争点とし、素子がマサルをたぶらかして遺産をだまし取ったことを証明しようとする亮子。唯一、入院中に素子の世話になった杉浦だけはその方針に難色を示すが、前院長によれば、実際、過去には彼女に好意を抱いた患者がお金にまつわるトラブルを起こしたことがあるという。それでも、杉浦は素子が悪女だとは思えず、自らの目で真実を見極めようと再び岡本プレミアクリニック入院。しかし、そこに素子の姿はなく…。
一方、亮子はマサルが密かに遺言書を書き換えていたことが気になり、エマもその存在を知らなかった、2つ目の遺言書を作成した人物を探してほしいと城野（中川翼）に依頼する。
引用元：モンスターHP STORYより
いよいよ、法廷で親子対決が見られる回になりそうです。それにしても疑惑の看護師『梶田素子』さん気になります…
6話本編あらすじ＆ネタバレ
まとめ
「モンスター」の物語は、毎回思ってもいない視点からの解決策が新たな驚きと感動を提供してくれます。神波亮子（趣里）の型破りな弁護士としての活躍や、彼女が直面するさまざまな事件の真相が明らかになるたびに、視聴している私たちは目が離せなくなるばかり！
今後も、各話のあらすじネタバレと気になる次回の予告をこのページでお届けしていきますので、ぜひブックマークしておいてください。最終回までの展開を一緒に楽しんでいけたら幸いです。
