セレモニーに出席する時にはスーツだけでは何か足りない気がしてプラス小物で華やかな姿を演出したいですね。入園式は特に親として初めて子供のために参加する式。ドキドキ、どういう装いが良いか迷ってしまいます。この記事は入園式でコサージュはダサくて時代遅れ?と心配になる気持ちと、どんなものを付けたら正解?と悩むママにコサージュをつけない代わりのアクセを紹介してまとめます。
入園式にコサージュはダサい?
入園式に限らず、卒園式、その先の入学式…セレモニーは子供の成長とともに出席する機会は今後も続きそのたびにスーツを着用することになります。スーツにつけるコサージュはダサくて時代遅れ、ということは全然ありません。むしろお祝いの気持ちを保護者として表現するものとして定番です。要は今のトレンドをと入り入れた形や素材、身につける場所が大事。それらで印象や若々しさの見た目さえ変わってくるので、ポイントを押さえて付けこなせばとても素敵なセレモニースタイルになります。
入園式にコサージュは時代遅れ?
セレモニースタイルにもその時々の流行りを取り入れるコーデがあります。スーツの型だったり、合わせる靴やバッグにも微妙に流行りがあります。コサージュも同様に昔から存在する装飾品だけに時代遅れと思われがちですが、入園式に出席するその時期に流行っている形やカラー、素材などを積極的に取り入れて胸元に飾るだけで今時のおしゃれな姿になり得ます。
SNSなどが一番わかりやすく参考になりますね。2024年の春はこんなフォルムのコサージュが提案されています。
さかのぼってみるとその時期の提案されたものや好まれたスタイルがあるのがわかります。
入園式でコサージュは時代遅れではなくて、定番の型とともに流行りを取り入れている素敵なものも常に選択できる装飾品であることがわかります。
コサージュの代わりにブローチをつける実例
今は華やかな印象のコサージュと同じくらいセレモニーに用いられるようになったのがブローチです。シンプルな印象を好む方には人気のアクセサリー。どちらも上手に使いこなせるようにコサージュとブローチの違いを知っておきましょう。
コサージュとブローチの違いを知って使い分ける
コサージュ
あらたまったシーンで上半身、主に胸元につける花飾り。結婚式やダンスの装飾だと胸元にとどまらず肩や腰にもあしらう場合があります。花の素材は生花で合ったり、布製であったりします。今回のシーンにピッタリなのは、最近はパールやジュエルパーツとの組み合わせも多い、より華やかなものもになります。
布もシフォンやシルク、コットンなどの素材でだいぶ印象も異なり、自分のなりたいイメージのものを選べば理想のものに近くなります。語源はフランス語「コルサージュ」からきています。上流階級の婦人がお祝いの場で付けていたものが受け継がれていたようです。
ピンタイプとクリップタイプもありますが、クリップタイプだと髪やバッグにも代用できるので人気です。
ブローチ
洋服、主に上半身で着用の洋服にピンでとめる装飾品。最近はピン留めではなく取り外しが簡単なクリップタイプもあります。ジュエルパーツがついた金属製のものがほとんどですが、布製や陶器製のものもあります。今回取り上げる胸元を扱うブローチは主にスプレーブローチという、肩に付ける花をモチーフにしたブローチです。
もともと生地や布を留めるための実用的なものでしたが、段々と装飾的な扱いが増えてきて今のスタイルが定着しています。なので、用途は女性のセレモニーだけではなく、男性のネクタイやスーツの襟元、帽子等性別にかかわらず楽しめる装飾品、とも言えます。
入学式や卒業式にコサージュをつけない代わりのおすすめアクセサリー
コサージュが好みでなかったり、手持ちのアクセサリーを活かしたいと思う人もいるでしょう。オケージョンの場で代わりになるアクセサリーは次のようなものがあります。
パールアクセサリー
コサージュでもなく、ブローチをつけなくても映えるアクセサリーの代表格です。ネックレスは一連より多く巻くと視線が自然と首元に集まり、アクセサリーのような役割を果たします。一連でもイヤリングやピアスとセットにすることで上品な華やかさを装うことができますね。
ヘアアクセサリー
髪型も入園式出席の際には気になるところです。後ろ姿にも気を使いたい人はヘアアクセサリーにもこだわるときちんと感が増して素敵ですね。
スカーフ
肌につけるアクセサリーに敏感で避けたい方、小物使いで差をつけたい方にぴったり。柄や色とともに巻き方によってもスーツの印象が変わります。華やかなので視線も上半身に集めることが出来ます。
普段扱う機会は少ないのでスカーフを身につけている職業の方の巻き方を参考にすると仕上がりもキレイで映えるのこと間違いなしです。
入学式にコサージュはつけない!【口コミ】
入学式にコサージュはつけない!という方もいます。やはりせっかくの高価な洋服に傷をつけたくなかったり住んでいる地域の様子などから注視をしない場合はありそうです。
何を身につけていけばいいか迷う場合、耳にする噂は判断する材料になるのかもしれません。
いづれにしてもコサージュを選ばない場合も何かしらアクセサリーはつけて出席したいという気持ちはあるようです。
入園式にコサージュをつけるメリット
コサージュもブローチも胸元につけることは華やかな雰囲気を出すこと以外にも印象を良くしてくれるメリットがあります。
- 大勢スーツで参加している中で自分らしさの個性を出すことが出来ます。
- 目線を上半身に集めるのでスタイル全体をよく見せてくれます。
- 明るい、肌なじみの良いカラーを選ぶことで顔色が映え、視線がずれることで小顔効果のWメリット。
卒園、卒業式より春らしい明るいスーツを選ぶとコサージュやブローチも合わせて顔色も印象も柔らかで素敵な印象になるよ♪お祝いしてる雰囲気が出るね!
コサージュとブローチ どっちがフォーマル?
コサージュとブローチはどちらもフォーマルな場で使用されるアクセサリーですが、微妙な違いがあります。
- コサージュ:
- フォーマル度: 生花であれば結婚式などで新郎新婦向けに扱うのでよりフォーマル度が増高いものになりますが招待客は造花を選びます。通常のセレモニーでは上質な布地とビジュー等の組み合わせの物も多く、特に昼間の式典やパーティーで柔らかな印象を与えるので人気です。
- デザイン: 花やリボン、羽などのデザインにビジューを合わせているものが一般的です。華やかで女性らしい印象を与えます。
- 付け方: ドレスやブラウスの襟元、ヘアアクセサリーとして使われます。
- フォーマル度: 生花であれば結婚式などで新郎新婦向けに扱うのでよりフォーマル度が増高いものになりますが招待客は造花を選びます。通常のセレモニーでは上質な布地とビジュー等の組み合わせの物も多く、特に昼間の式典やパーティーで柔らかな印象を与えるので人気です。
- ブローチ:
- フォーマル度: ブローチはより上品に落ち着いた印象を与えます。特に夜の式典やビジネスシーンでも違和感なく活躍します。
- デザイン: パールやビジューを使ったデザインが一般的です。上品で洗練された印象を与えます。
- 付け方: ドレスやジャケット、スカーフ、帽子など、様々な場所に付けることができます。
- フォーマル度: ブローチはより上品に落ち着いた印象を与えます。特に夜の式典やビジネスシーンでも違和感なく活躍します。
総括すると、コサージュは生花を飾る立場の人はフォーマル度が高まるものですが、出席者として付けるタイプは日中カジュアルもこなせて華やかな印象を、ブローチはよりフォーマルで昼夜問わず身につけられ上品な印象、となります。発祥が実用的であったブローチではありますが、今はコサージュもブローチも同様にそれぞれの長所を生かしたフォーマルの場にふさわしいアクセサリーと言えます。
コサージュやブローチをつけるのは左・右どっち?
コサージュとブローチは華やかさを身につけてくれる大事なアイテムで特にマナーはないので気軽につけて楽しんでほしいアイテムですがそれぞれちょっとした注意点があります。ここが「ダサく」なりがちな分岐点かもしれません。注意点を心がけることでよりスマートでおしゃれな印象になるはずです。
まずコサージュとブローチ両方に共通するポイント『付ける位置』をご紹介します。左側に取り付けるのがよいでしょう。右側もマナー違反ではありませんが左側が一般的です。理由がいくつかあります。
■付ける本人の利き手による
右手が利き手の人が多く、左側の方が付けやすい事。また肩にかけるバッグの邪魔にならない。
■人の視線の流れ
人は一般的に左から右へ視線が流れます。右側にある方が後になるので飾りの印象が残り、視線が落ち着く効果があるとのことです。
確かに普段の生活では、まだ一般的に利き手が右手の人が多い。視線の効果も影響しているんだね
コサージュを身につける時の注意点
- 付ける位置:
コサージュをつける位置は、鎖骨の上あたりが基本です。鎖骨の上でもやや心臓よりの位置を目安にするとバランスが良い印象に。 - 服装に合わせる:
コサージュは特に服装に合わせてカラーや大きさを選びましょう。フォーマルな場ではシンプルで上品なもの、スーツに合わせた同系色だとスマートな印象に。 - 素材に気を付ける:
シフォンやシルクなど上質な素材のものがベストです。コットンや編んだものはカジュアルになります。これらはおしゃれ着で活用しましょう。 - 留め具の使い方:
コサージュやブローチはピンで留めることが一般的です。ピンをしっかり留めて、ずれないように気をつけましょう。最近のコサージュはクリップとピン、両方ついていることが多いのでクリップを選んで留めると、より布地にはよいでしょう。 - 季節に合わせる:
春や夏は明るい色や花柄のコサージュが似合います。一方、秋や冬は深い色やシックなデザインを選んでも大丈夫です。
取り外しがよりラクなようにピンだけでなくクリップも一緒のタイプが増えています。このようなタイプはコサージュを胸元だけでなくバッグやヘアスタイルに取り入れることも出来、洋服の生地も傷めにくいのでとても重宝します。購入する時は本体の裏も確認してみるといいですね。
ブローチを身につける時の注意点
1.付ける位置:
小さめのブローチ…ブローチの中心が鎖骨の上あたりにくるとバランスが取れます。
大きめのブローチ…鎖骨より少し下の位置にずらすことがおススメです。
2.ブローチの留め方:
ブローチは服の生地によって留め方が異なります。厚手の生地にはしっかり留め、薄手の生地には優しく留めるようにしましょう。
- 生地の厚さ: 薄手の生地は繊細で破れやすいものです。ブローチを留める際には力を抜いて生地を傷つけないように優しくそっと留めるよう注意しましょう。
- ピンの角度: ピンを生地に刺す際、直角ではなくて斜めに刺すことで生地に対する負担を軽減できます。角度を調整でだいぶ変わります。
- ピンの位置: ピンを刺す時には、生地の縫い目や裏地に刺すことを避けましょう。縫い目や裏地は強度があるため、ピンを刺すと生地が傷つく可能性があります。生地の中心部分を選んで留めるようにしてみましょう。
人間は本能的に危険や争いを避けたい習性から目や顔を直視しないで視線を外す傾向があるんだよ。外した先になる胸元や肩付近にアクセサリーがあると印象に残るのも理にかなっているね。
コサージュ 入園式・入学式で映えるカラーやデザインは?
取り入れやすいシンプルに一色だけのコサージュ。胸元だけでなくバッグやまとめ髪にもアレンジできそうです。
シフォンとオーガンジーのふんわり感が印象を華やかに。若いママも取り入れやすい型。
小ぶりの三つ花タイプがブートニア風でちょっと他のコサージュと差別化出来ます。
控えめで上品なカメリア風コサージュ。サテンのツヤとパールの縁取りがパールのイヤリングやネックレスとも高相性。
ブローチ 入園式・入学式に映えるカラーやデザインは?
ワイヤーでパールビーズを枝のように。ボリュームがありながらシンプルで上品に映えます。
立体感のあるバラの花を模った美しいブローチです。透け感と重さを感じさせないデザインが新しいです。
小ぶりビジューとパールの組み合わせ。リボン風に見える金具が若いママにも抵抗なく付けていられそうなブローチです。
コサージュ以外のアクセサリー 小物やデザインでフォーマル感を出す
パールのネックレスはイヤリングやピアスとセットで上品な統一感
他の参列者と被らないインビジブルのネックレスもパールを選べばフォーマル感が出ます。
一粒パールで耳を飾るときもビジューがついて若いママにはぴったりの派手過ぎない華やかさ。
まとめ
コサージュを入園式や入学式で身につけることは主役である我が子やお世話になった先生方にお祝いや感謝の意味も込めることにもなりとても素敵な事です。「ダサい」のは①堂々とつけていないこと、②スーツや自分の印象と合っていないこと、③ポイントを押さえて付けこなしていないこと、の3点であるでしょう。どうぞコサージュやブローチ、セレモニーに似合う自分のスタイルを見つけて子供の晴れ舞台を楽しんできてください!