選挙の投票所に一番乗りし、投票箱が空であることを確認する「零票確認ガチ勢」。彼らはなぜ、早朝から投票所に並び、一番乗りを目指すのでしょうか?
休日の早朝起きるだけでも気力、やる気がないと出来ません!!すごいです。
早起きは三文の徳、っていうけど投票箱を確認するだけで満足なのかな?
選挙で零票確認をするガチ勢と言われる皆さんの一番乗りするその理由と背景を徹底調査し、彼らの情熱の源に迫ります。選挙の裏側に隠されたドラマを、あなたも一緒に覗いてみませんか?
【選挙】零票確認
まず最初からつまずくこと。『零票確認』ってどう読むか。XなどのSNSには『ゼロ票確認』『零票確認』どちらの単語もおどっています。
今でいう使う人の「界隈」で読み分けられているようです。
☑選挙管理委員会や公式な文書では「れいひょうかくにん」と呼ばれることが多い
☑一般の人々やSNSでは「ゼロひょうかくにん」と呼ばれて交流している様子がうかがえます
読み方で自治体側の方か、一般(市民)はガチ勢さん側か、わかるかもしれませんね。
【選挙】零票確認でガチ勢がいるのは何で?
零票確認ガチ勢さんが一生懸命になる理由はいくつかあります。
- 選挙の透明性と公正性の確保:彼らは、投票箱が空であることを確認することで、不正投票が行われていないことを証明し、選挙の信頼性を高めたいと考えている。
- 市民としての責任感:選挙は民主主義の根幹であり、ガチ勢は自分たちの行動が公正な選挙の実現に寄与すると信じている。
- コミュニティへの貢献:地域社会の一員として、選挙の公正性を守ることが自分たちの役割だと感じている人も。
- 自己満足と達成感:一番乗りすることで得られる達成感や、他の人に対する優越感も一因に。
使命感だけでなく、せっかく一番できてくれたことに関してイベント感を増してくれる自治体側の行いもあります。次に述べます。
【選挙】ガチ勢が一番乗りする理由
選挙の日、『零票確認』でテンションが上がったり、盛り上がったりするのは実は『ガチ勢』さんばかりではありません。迎える側の選挙管理委員会もそうなのです。
多くの選挙管理委員会はむしろ零票確認ガチ勢を歓迎しています。
どうしてあさイチからくるガチ勢さんを歓迎してくれるのでしょう?
選挙管理委員会としても、市民の協力は非常にありがたいものなのです
彼らの参加は選挙の透明性と公正性を高める重要な役割を果たしているからです。ガチ勢の存在は、選挙が適正に行われていることを市民に示す良い機会となります。
また、ガチ勢さんの参加を奨励するために、記念品や賞状を贈る自治体もあります。これにより、市民の積極的な参加を促し、選挙への関心を高める効果が期待されています。
ここ、大事です!『ガチ勢さんの参加を奨励するために、記念品や賞状を贈る自治体もあります。』
え??初めて知った!!記念品とか賞状もらえるの?
一部の自治体では、零票確認に参加した市民に対して記念品や賞状を贈ることがあります。これにより、市民の参加意識を高め、選挙の透明性を確保する取り組みを奨励しています。たとえば、以下のようなものが考えられます。
- 記念品:特製のバッジやステッカー、地域の特産品など。
- 賞状:参加証明書や感謝状など。
- イベント参加権:選挙関連のイベントやセミナーへの招待。
これらのインセンティブ、市民の関心を引き、積極的な参加を促す効果ありますね。
賞状や記念品を進呈したことのある自治体の例もあります。
自治体名 | 記念品の種類 |
---|---|
千葉市 | 感謝状 |
静岡県 | 特製バッジ |
神戸市 | 地域特産品 |
これはちょっと嬉しいかも、です。貢献しているうえに、感謝を表してもらえるって次も行こう!と選挙に興味を持ちますね。
そして、選挙行こう!と確かに呼びかけてくれてます!選挙管理委員会側も嬉しい!
その他、親が子供の『社会科見学』のようなスタイルで選挙には参加できない年齢でも「選挙」に興味を持つ、「選挙」の仕組みを知る良い機会として捉えている姿もあります。
「選挙」を「投票」だけでなく、違う視点でも活用していて素敵です。
ガチ勢は早朝の何時から来ている?
だいたい5時~6時半あたりが多いようですが、日の出の前から出かける人もいます。住んでいる地域によって日が昇る時間帯も違いますから若干の時間のずれはありそうです。
まだ、係員もいない暗いうちから訪れる人も。
午前6時前後が多そうです。
まとめ
零票確認ガチ勢の存在は、イベント感覚、だけでなく選挙の透明性と公正性を守るために重要な役割を果たしていることがわかりました。彼らの情熱と努力は、SNSの発言や投稿、コミュニケーションによって選挙の信頼性を高め、市民の参加意識を促進している結果になっています。自治体による記念品や賞状の進呈も、こうした活動を奨励する一助となっています。次の選挙では、あなたも一番乗りを目指してみてはいかがでしょうか?