【大躍進】参政党なぜ人気?神谷代表が支持を集めた7つの理由!

【大躍進】参政党なぜ人気?神谷代表が支持を集めた7つの理由! 暮らし

2025年の参議院選挙で、14議席(選挙区7議席、比例7議席)を獲得を出すという“大躍進”を果たした参政党。
SNSや街頭演説で話題になった神谷宗幣代表の存在感、そして“さや氏”など個性的な候補者たちの登場も注目を集めました。

「参政党ってなぜこんなに人気?」「神谷代表の発信力は?」「党の母体や正体は?」

ここでは、参政党が「なぜこれほど人気を集めたのか?」という疑問に答えるべく、7つの理由を視点別にわかりやすく解説します。


理由①|既存政党に失望した層の“受け皿”になった

「今の政治にがっかりしている」──そんな声の行き先が、今回の参議院選挙での参政党だったといえそうです。

自民党支持層の一部からは、「もう保守ではない」との失望が広がり、他方、野党にも魅力を感じない有権者が増えていました。そんな中、参政党が“新しい選択肢”として注目され、受け皿として機能しました。

SNSの声

  • 素直にすげぇ躍進
  • やっぱ参政党はすごいな 先を見てる
  • 神谷さんはじめ、参政党の地道な活動が今の結果に繋がっていると思います
  • 最初は6議席が目標だったからな。終わってみればその倍以上なのえぐい
  • 不安の矛先が、選択の理由になる時代。 わたしたちの“選ぶ力”って、もっと優しいものだったはずじゃないかな……?
  • 国民の怒りや不安を煽ってるポピュリストはマスコミだけどな。
  • 安倍さんの大量移民受け入れ、円安観光立国政策を支持しておいて、実現したら参政党支持する。
  • 政策、言動、コロコロ変わるから信用ゼロ
  • 新章開幕ですね☆政治がどんどん楽しくなってきました(^^) ガンガン突き進んで下さい!みんなでついて行きます!間違えそうになったら後ろからみんなで一度ボッコボコにしてまた走って貰いますそれでも最後までついて行きます!
  • はっきり言うててスッキリやな。 けど野党との連携はちょっと含みある感じ

主な流入の構図

  • 自民党離れ(保守層)
  • 野党離れ(立憲・維新など)
  • 無党派層の受け皿

「誰にも託せないなら、参政党に入れてみよう」という層が拡大した結果、大きな得票につながりました。


理由②|「日本人ファースト」などの明快なメッセージ

難しい政策論より、「ストレートな言葉」が人の心に刺さる時代。

参政党は「日本人ファースト」「自分の国は自分で守る」といった、分かりやすく感情に訴えるスローガンを前面に出しました。

特に物価高や外国人政策への不安を抱える層には、既存政党の言葉よりも、参政党の言葉の方が明快に聞こえたのです。

代表的な訴求ポイント

主張解説
日本人ファースト「国民優先」の姿勢を強調
減税中間層・若者層の経済不安に訴求
食の安全オーガニックや国産重視の政策
教育改革・管理教育の廃止詰め込み・画一主義からの脱却を訴える

理由③|神谷宗幣代表の強い発信力

代表の神谷宗幣氏が、全国を駆け回り、自らの言葉で語りかけた──その姿勢が、多くの有権者に届きました。

神谷氏は“机上の理論”ではなく、“現場の声”を重視。地方での集会や演説を通じて、有権者と対話するスタイルが「信頼できる」と映った、とも言えそうです。。

神谷代表の動き(選挙期間中)

  • 全国47都道府県で街頭演説
  • SNSライブ配信で政策を説明
  • 「自分の足で動く」スタイルを一貫

単なる顔出しではなく、「生活の現場に降りてきた政治家」としての印象が人気を後押ししました。


理由④|SNSを軸にした草の根の情報発信戦略

参政党に限らず、近年は「SNSを制する者が選挙を制する」とも言われる時代。
参政党は歴史が浅く、既存の組織や利権と距離があるからこそ、しがらみや忖度が少なく、自由度の高い情報発信が可能でした。

その結果、政治に関心の薄い層や、現状への不満を抱える層にもメッセージが届きやすく、SNSを通じて共感の輪が広がっていきました。

テレビでは報じられなくても、SNSではバズる──その流れに乗ったのが参政党です。

YouTubeやX(旧Twitter)を使ったライブ演説、切り抜き動画の拡散、候補者自身の発信など、SNSを徹底的に活用したことで、無党派層や若年層にも支持が広がりました。

SNSでの主な施策

各政党の「公式YouTube」の新規登録者数の推移を見ると、参政党が1つ突出。登録者数は1か月ほどで13万人以上増加しました。

  • 街頭演説のライブ配信(YouTube)
  • 政策を語る動画シリーズ(政党DIYなど)
  • 候補者ごとのアカウント活用(地方別)

いわゆる“テレビ離れ層”にリーチできたことが、組織票のない政党としては大きな武器になりました。


理由⑤|“普通の人”が候補者に立った共感戦略

「政治家っぽくない」「あの人、自分と同じような立場だ」──

そんな印象を抱かせた候補者が多かったのも、参政党の特徴です。

教師や主婦、地方議員など、“肩書きより中身”で勝負する候補がそろい、有権者にとっては「代弁してくれそう」と映りました。

主な候補者の背景

  • 会社員・教育関係者(元教員など)➡及川 たいすけ氏(岩手)・さとうみわこ(秋田)等
  • 子育て世代の主婦➡客室清掃員(三重/なんば 聖子氏)/パート従業員(大阪/宮出 ちさと氏)等
  • 医師➡岩本 まな氏(全国比例)等
  • シンガーソングキャスター➡さや氏(東京)

政策だけでなく、「この人に託してみたい」と思わせる“人柄”や“等身大感”が共感を生みやすかったと言えます。


理由⑥|「どうせ変わらない」層の動員に成功

これまで政治に期待してこなかった層を、参政党は“投票所”まで動かした、と評されることも。

「政治ってどうせ変わらない」という声に対し、参政党は「自分たちで作る政治」と呼びかけ、無関心層を掘り起こしたのです。

動員に成功した層の特徴

  • 20〜30代の若年層
  • 無党派層
  • 一度も選挙に行ったことがない層

SNSで「選挙に行こう」と呼びかけたり、候補者本人が“手作り感”ある発信を行うことで、「応援したくなる空気感」を作り出しました。


理由⑦|都議選での当選が“追い風”に

参議院選の直前、2025年6月の東京都議選で、参政党は初めて議席を獲得。この結果がメディア露出を高め、「注目すべき勢力」として一気に注目を浴びました。

特に、世田谷区・練馬区・大田区といった人口の多いエリアでの当選は、「自分の地域でも勝てるかも」という期待感を呼び起こしました。

この都議選の“前哨戦”的な成果が、参院選本番での追い風となりました。


注目と同時に寄せられる懸念の声も

参政党の発言力や神谷代表の“歯切れの良さ”は、熱烈な支持を生む一方で、内容の過激さに懸念を示す声も増えています。

選挙期間中には差別的と受け取られる表現や、性別に関する価値観の押しつけと感じられる発言が議論を呼びました。

大胆な主張は注目を集める反面、分断や誤解を生むリスクを含んでおり、今後は発信の丁寧さや説明責任もより問われていくでしょう。


まとめ|参政党は「変化を求める声」の受け皿だった

参政党の支持拡大は、偶然でもバズでもなく、“積み重ね”の結果、とも言えそうです。

既存政党への不信、神谷代表の発信力、SNS時代に合った選挙戦術──どれもが「これまでにない政党」としての存在感を際立たせました。

今後、政党としての持続力や政策実行力が問われていくことになりますが、少なくとも今回の選挙戦では、「変化を望む人たちの声」を確実に拾い上げた存在であった、ことには変わりありませんが大きな波だっただけに注視も必要です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
暮らし
honoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました